しばらく他にお客さんが来なかったので、彼と話をしていた
大介「あなたちゃんはどうしてここで働こうと?」
「兄とだてさんが知り合いで、紹介してもらったんです」
大介「へー!なるほどねぇー!」
大介「あなたちゃん、今は一人暮らし?」
「…はい、そうです」
大介「なにその間〜!怪しいなぁ〜!」
と笑顔で言う彼
兄に今の暮らしを話していない都合、嘘を付くしかなかった
大介「あっ、だてさま!」
涼太「なに?」
大介「今度俺の友達も連れてきていい?」
涼太「別にいいよ、店なんだし笑笑」
大介「あざーっす!」
と笑顔で返す彼
客「すみません、2人なんですが…」
「はい、いらっしゃいませ!こちらへどうぞ!」
ここからしばらく仕事が忙しかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。