第8話
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私たちはショッピングモールに着いた
辰哉「うーん、なにから見ようか…」
「とりあえず服とか?すぐ必要になるものだし」
辰哉「そうだな」
とりあえず服を見始めた私たち
「うーん…まあとりあえず安いのでいっか」
辰哉「え?なんで?欲しいの買えばいいじゃん」
「だってまだ色々買わなきゃいけないんだよ?」
辰哉「まあそうか…」
「一気にいろんなの買うのに高いのなんて選べないよ」
「大丈夫、私安くてもいいなって思うものよくあるから」
辰哉「そっか」
と彼が笑った
「あっ…」
辰哉「ん?どうした?」
「下着も…買わなきゃ…」
辰哉「あ」
「1人で見るから笑笑」
辰哉「当たり前だ!」
と言いつつ彼は少し照れていた
「ごめんね、付き合わせちゃって」
辰哉「なに言ってんだよ、住めばって言ったのは俺だし、気にすんな」
と言って彼は私の頭をポンっと撫でた