第22話
22
彼へ初めて連絡をする
写真をつけて
「なによ笑笑」
彼とのやり取りが楽しくて時間を忘れていた
「あっ、もうこんな時間…行かなきゃ!」
慌てて家を出る
もらった合鍵で鍵を閉めて急いで待ち合わせにむかった
「お兄ちゃん!」
亮平「あなた!」
「遅くなった?」
亮平「俺も今きたところ」
亮平「だてさん…そこの店長は少し遅れるらしいから先入っていようか」
「うん、そうしよ」
私たちはカフェに入って彼を待った
亮平「お前今なにしてんの?」
「なにって…なにもしてないじゃんどう見ても」
亮平「ここ、なんかあざみたいなのあるけど?」
そう言われとっさに隠した
「なっ、なにもないよ」
亮平「あいつ、翔太の次でも見つけたの?早くない?」
「なんでお兄ちゃんが翔太とのこと知ってるのよ」
亮平「そりゃあ俺、あいつの友達だからな」
「友達の妹にひどいよねあいつ」
亮平「そうだな…」
そんな話をしていたら彼がやってきた