第24話

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2020/10/03 06:37
「ただいま〜」


辰哉「おかえり〜」


「帰ってたんだね」


辰哉「うん、だいたい17時に仕事終わるから」


「なるほどね」


「てか!これ!勝手につけないでよ!」



私は兄に指摘されたあざを彼に見せる



辰哉「いいじゃん」


「良くないよ!お兄ちゃんに突っ込まれたんだから!」


辰哉「新しい男ができたって言った?」


「言ってないよ!言うわけないでしょ!」


辰哉「なんだよ〜つまんねぇな〜」


「そういう問題じゃないよ!」


辰哉「はいはい、悪かった」



と言って彼は私にキスをする



「黙らせたつもり?」


辰哉「やっぱ効かねぇか笑」


「当たり前よ!ばか!」


辰哉「ほんと悪かったって」



と彼に抱きしめられる



辰哉「ごめんね?」


「……もういいよ」


辰哉「ふふっ、ありがと」



と今度は頬にキスをする彼



「お腹空いてない?」


辰哉「空いた」


「ご飯作るから離れて」


辰哉「やった」



彼は私を離してソファに座り、テレビを見始めた



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