女子「きゃーーーーー!シルク様ーー。」
シルク「うぃーっす」
女子「きゃーーー!今私に言った!?」
女子「私にもゆってーーー」
ああ。そこの人達、分かってない。あの人達は
【たらし】なんだよ?絶対自分の事好きだろ。無理無理。
私も机に座る。入校して1ヶ月
ほとんどの女子はあのFischer'sっていう奴らにメロメロ。どこがいいの?そのお魚さん
絶対、あの人ら、頭の中ハッピーセットや
廊下の方から「きゃああああああ」って聞こえてくる。あぁ、クラス入ってくるんだなって思わせる。
ちなみに私達のクラスにはモトキって人とザカオって人と同じクラス。
更に言うと、そのモトキって人とザカオって人に挟まれてる席の並び。
モ「じゃあねー。またお昼一緒にしゃべろー」
ザ「ばいばーい。」
なんじゃありゃ。やばい。吐き気する。
私は席を立ち、廊下にでる。
ドンッ 誰かとぶつかった。
私のポケットから何かが落ちた
私「あっ。すいm」
うわっ。よりによってシルクじゃん。
私は落ちてしまったスマホを拾う
私「うわぁぁぁあああああああ」
スマホ、割れてる。
私「おい。まてたらこ唇」
なんで私が呼び止めたかって?スマホが割れてたから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。