後日 。
🍑( ジェヒョン ) 「 あなた ~ 、オッパ仕事あるから帰るね ! ちゃんと作り置き食うんだぞ ~
また来るから ! 」
『 了解 ~ ....... あ ! 次はウィンちゃんも !』
🍑 「 うん 、 うんわかったよ 。」
オッパはちょっとだけ頬をふくらませて
じゃあね 、といって家を出ていった 。
私も出なきゃ、と今何時か時間を確認すべく携帯を開く。
すると誰かから連絡が来ていた 。
ナナ🐰 : あなたちゃん ! 登録ありがとう ~ ♡
俺もしておいたから何かあったら言ってね!
ナナ🐰 : あ !
そういえば本渡すの忘れててごめんね 💦
ドンヒョクから貰ったんだよね ?
と、ジェミンからの連絡が入っていた 。
その連絡に私は
《 了解 !
全然平気だよ ~ 、
私も気づかなくてごめんね 💦
うん ! ドンヒョクさんに昨日貸してもらった ! 》
と 、全ての言葉に返答を一つ一つ打ち
ジェミンに送信して携帯の電源を切った 。
着替えと準備を済ませ家を出る 。
相変わらず電車に揺られながら会社に到着 。
これまた変わらず静かに挨拶をして入っていく 。
😇 「 おはよう 」
『 ジェノ ~ 、おはよう 』
ブブッ
私の携帯が音を鳴らした 。
液晶を確認すれば見えるのはジェミンの文字 。
返信かな 。
ナナ🐰 : それなら良かった ー !
気づかなかったのは全然大丈夫だよ 。
トークアプリを開けば
そうジェミンから送られてきていた 。
私もそれに返信をする 。
《 ありがとう ! 》
ナナ🐰 : お ! あなたちゃんおはよう 💚
彼氏さんみたいな返事をしてくるジェミン 。
《 おはよう~☺️ 》
ジェミン : そういえばね 、
あなたちゃんドンヒョクのこと
モデルに誘ってたじゃん ??
《 うんうん 》
ジェミン : よく考えたんだけど 、
あいつカメラマンさんが怖いわけだし
信頼を得てみるのはどうかな ??
って考えたんだけど .......
余計なお世話だったらごめんね
《 全然余計なお世話なんかじゃないよ ~ !
それありかもしれないね 。
どうしたらいいかな 。》
ジェミン : ドンヒョク行きつけのカフェにでも
行っておいでよ ! 場所教えるから !
《 ドンヒョクさんを誘って ?? 》
ジェミン : うん !
どんな口実を使えば ....... ??
そもそも仲良くないのに
お誘いするのって難しいよね .......
うぅ、どうしよう .......
🐰 「 どうした ? そんな難しそうな顔して 」
『 へっ ? 』
😇「 すごい話しかけにくかった 。 」
『 ごめんね 、』
🐰「 なんかあったか ? 」
『 いや 、とくに ! 大丈夫です 』
😇「 ほんとに ? 」
『 え、うん! 』
😇「 そっか 、....... 」
ジェノは納得いかなさそうな顔を
パソコンに向け直した 。
『 あの 、ドヨン先輩何か用事でも ? 』
🐰「 んや 、浮かない顔してたから心配になって聞いてみただけ 。
大丈夫なら良かった 。」
『 心配かけてすみません ....... 』
🐰「 いや 、いいよ 。今日も頑張れよ 。」
『 はい ! 』
😇「 ....... なんかあったら言えよ 。」
ジェノがぽつりと呟く 。
私にしか聞こえないようなそんな声で 。
『 うん 、ありがとう 。』
ブブッ
あれ ?? ジェミンだ .......
今度はどうしたんだろう 。
ジェミン : ごめん !
送ったメッセージ 、
読み返してみたんだけどさ 、
絶対無理だった .......
あっ 、.......
《 ありがとう 笑
私どうしようかと思ってたよ 笑 》
ジェミン : やっぱり ?そうだよね ....... 。
ジェミン : それでね ? 新しく考えたんだけど 、 普通にお茶しない ?
俺と 、ドンヒョクと 、
あなたちゃんの3人で 。
ジェミン : ダメかな ....... ?
ジェミンは会って間もない私に
沢山手を貸してくれる 。
正直驚いた 。
《 いいの ?!
なんだか甘えてばっかりだね ....... 》
ジェミン : ううん ! 全然平気 !
仲良くしてもらってるからね。
《 まだ会って間もないのに ....... 》
ジェミン : 気にしないの !
俺あなたちゃんのこと 、
気に入っちゃったから安心して ! 笑
《 ふふ 笑 ありがと ! 》
私はお言葉に甘えて
ジェミンの案に乗っかることにした 。
日時を決めて 、そこでトークは終了 。
ジェミンがドンヒョクさんを
誘ってくれるようだった 。
なんだか 、今から緊張してきたな 。
約束の日は次の日曜日 。
その日の花屋さんの店番は
バイトがないロンジュンさんに頼む 、と
ジェミンが言った 。
ダメだよ ! と反対したけど 、
ジェミンは譲らなかったので諦めた 。
日曜日 、服装とか色々 、どうしようかな .......
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。