前の話
一覧へ
次の話

第3話

天国ってどんな所?
196
2021/05/09 15:28
独歩
独歩
      何をしているんだ?俺は…
     仕事なんかより一二三だろ。
    そう思い、俺は一二三の部屋へ行く。
独歩
独歩
一二三…?
      一二三は案の定いない。
      今は夜8時くらいだった。
独歩
独歩
「一二三が生きていれば今頃仕事かな…」
    そう思いながらベッドにころがる。
独歩
独歩
…一二三の匂いがする
      一二三の匂いは落ち着く。
   眠れない時は一二三と一緒に寝ていた。
    一二三は今何をしているんだろう。
      天国ってどんな所なんだ?
     そういえば、一二三が死ぬ前に
    先生がこんな話をしていたような…
独歩
独歩
先生…俺もう無理です…死にたいです…
一二三
一二三
どっぽっぽ〜まーたそんなネガティブな話をしてんの?
寂雷
寂雷
そうですか…
寂雷
寂雷
とりあえず自殺はやめてくださいね?
独歩
独歩
はい…
寂雷
寂雷
そういえば、前聞いたのですが
一二三
一二三
どしたっすか?
独歩
独歩
寂雷
寂雷
ごく稀に自分が死んだと分からずにそのまま自分が生きていると勘違いをして過ごしている幽霊がいるらしいですよ。
一二三
一二三
そうなんっすか?
独歩
独歩
あれ?でも幽霊は物は触れないんじゃないですか…?そしたら気付くような…
一二三
一二三
確かに!!!どぽぽ天才!
独歩
独歩
先生の前でくっつくな!
寂雷
寂雷
ふふ、大丈夫ですよ。仲良しですね。
一二三
一二三
俺っちと独歩ちんは仲良しだもんな!
独歩
独歩
ああ!もう!暑苦しいから!
一二三
一二三
そう言って照れてんじゃーん!
独歩
独歩
やめろ!!!
一二三
一二三
で、なんで気付かないんっすか?
独歩
独歩
いきなりかよ…
寂雷
寂雷
それはね、
寂雷
寂雷
生前に自分が使っていた物などは触れたり使えたりできるんだよ。
一二三
一二三
えっヤバ!すご!
独歩
独歩
凄いですね…
一二三
一二三
だったら俺っち死んでもちゃんどぽ触れるじゃん!
独歩
独歩
誰が物だよ
寂雷
寂雷
(*^^*)
一二三
一二三
先生笑ってる!可愛い!
寂雷
寂雷
35歳に可愛いはちょっと…ね…?
独歩
独歩
先生はイケメンで美人で可愛くてもう神様ですよ?
一二三
一二三
どぽが限界ヲタクになってるw
独歩
独歩
やめろ




  




       あの頃の時に戻りたい…
    あの時みたいに、皆で楽しく笑って…

プリ小説オーディオドラマ