第29話

ファーストキスはちょっぴり暖かい
525
2020/10/05 11:14
赤坂「で?何があったの?」
『それがさ…もう聞いて!!』
数十分前





菅原「なぁ、あなた」
『はい?』
菅原「俺さ、あなたを初めて見た時さ、胸がギューってなったんだよ」
『???は、はい』
菅原「あなたをいつの間にか目で追っちゃってさ」
『え?、』
菅原「そんでな、俺、あなたと喋っててすごく、嬉しくて、楽しくて、これって好きってことなんだろうなって思ったら、あなたが他の人と話してるのとか、胸が痛いし、嫌だ」
『え?菅原さん、それって…!』
菅原「あなた、好きだ。俺と付き合ってください!」
『よ、よろしくお願いしますカァ///』
菅原「え?!」
菅原「ほんとに?!ほんとにいいの?!俺で?!」
肩を掴みこれでもかってくらい私を揺らす菅原さん
『私だって!菅原さんのこと好きだったし…それに…私の方が好きだし?』
菅原「いや!俺の方が好きだね」
『好きなら誰にも負けません!』
菅原「俺だって!」
こんな菅原さんも私は好きなんだな
いつもニコニコしてて仲間思いな菅原さん
菅原「やばい!嬉しすぎて泣いちゃいそう…」
『泣かないでください!私だって泣いちゃいそうですぅ〜』
菅原「あなたは泣いちゃダメ!笑顔が1番似合うんだから!ニコ」
『〜!カァ///菅原さんのばーか!』
菅原「え?あなた照れてんの?照れてんだよね?可愛いー!」
やっぱり暖かい…こんなに寒かった体が一瞬で温まった
菅原「あ、なんかさ、菅原さんだとさ、距離遠い感じするじゃん?だからさ、カレカノとして、呼び方変えようよ!」
『え…?!き、急に無理ですよ!』
菅原「大丈夫大丈夫!な?あなた、出来るだろ?」
『〜!!』
菅原「あ、さん付けダメな?」
…ちゃん。
菅原「え?」
『こ、こうちゃん…カァ///』
菅原「あー、もうダメ。俺の彼女可愛すぎる。」
『あ、そろそろ試合のupの時間だ』
菅原「まじ?頑張ってな!あなた!」
『こうちゃんも頑張ってね!』
菅原「あ!ちょっと待って!」
『はい?』
チュッ♡
『え?…』
菅原「俺からのおまじない!」
そう言って菅原さんは走っていった
『〜〜!!カァ///』
『そんなの…ずるいよ…カァ///』
考えてみれば、菅原さんは少し顔が赤かった


私のファーストキスは少し暖かく、そして甘酸っぱい
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お久しぶりです!!!
べ、別に忘れてた訳じゃ、ないんだよ?別にね?
菅原さんとの恋、実りましたね〜!!
それではバイバイ(ヾ(´・ω・`)

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