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スンチョルとジョンハン経由で仲良くなったもう1人友達ジスと3人でカフェに入る。
入ってコーヒーが届けば一言目に言われる質問。
必死に頭をフル回転させると
スンチョルがなにか思い出したかのように
話し始めた。
思い出した。
ジョンハンがプレゼントしてくれたんだ〜ってスンチョルにピアスを自慢して
その時チェーンが引っかかってて
それを覗いてとってくれた時.......。
たまたま違う講義で、見てないと思ってたけど
ジョンハンがそれを変に勘違いしたとか....?
あの人ならあり得る。
あの2人が仲良いって話も聞いたことがないし
まあ、ジョンハンは私が悲しむと思って
そんなこと一切してこなかったし。
はあ、余計考えるだけで悲しくなってくる。
ジスの言ってることが正しいことはわかってる。
だけど、辛い。
あんなことを言われた今、ジョンハンに合わせる顔なんてない。
スンチョルが支払ってくれて一緒に店を出る。
家の方向は反対だから
イヤホンをして一人で帰路につく。
お願いだから明日には
何か変わっていて欲しい。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!