只今私は棘と一緒に職員室に行ってます!
マネージャーになる為に任務のことを
話すから
ガラガラガラッ
よし、これでひとまずオッケー
実は硝子さんに捻挫の為の薬貰ったんだ!
早く任務に戻るためにね
でも……
そうこれ
めちゃくちゃ不味いんです……
また棘に肩を貸してもらって体育館に向かった
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棘に手伝って貰って、
座ってみんなのプレーを見てみる。
侑くんはセットがすごく綺麗
アンテナに向かって安定したトスだ。
これが出来るまでどれだけ練習したんだろう。
やっぱり双子なだけあって治もすごい。
スパイクも強烈だけど器用だ。
侑くんとの連携がまさに双子っ!って感じw
倫くんは他の人より背が低い方だけど
センスでカバーしてる感じ。
読みが良くて、何よりすごいのが体感。
他の人より胴体を捻って打っているのに
スパイクの威力が変わらないなんて……
北さんはレギュラーじゃないって聞いたけど...
さすがキャプテン。
きっと北さんが居るからこそ空気も締まるし、
守備が強化される。
いつ投入されても自分の役目を
しっかり果たすんだろうな。
私は一人一人の良さを、特徴を、
ノートに丁寧に書いた。
マネージャー業は棘に任せっきりだから
せめてこれくらいやらないと。
集中し過ぎたせいで気づかなかった。
ボールがもう目の前にある。
当たるっ……!
パシッ
倫くんに呆気なく取られ
怪我してるから立ち上がれも出来ずに
諦めて倫くんが読み終わるのを待った。
やっぱり、
未経験の癖に。とか思われた!?
生意気なこと書いたかなぁ...
そう言って私の頭をポンッとして
倫くんは練習に戻った
は〜、ムカつかせたらどうしようかと思った!!
またすぐに取られた
いきなりそんな褒められたら...
そういうとそそくさに行ってしまった...
何で侑顔赤かったの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!