彼女はさらさらと日記を書いていく。
その様子を、ただ私はじっと見つめていた。
そして数分後。
で~きた!!
彼女はパンッと手を合わせてそう言った。
........何書いたの??
え~内緒♪
まぁそんなことだろうとは思ってた笑
ねぇ笑
ていうかさ、その日記って好きな時に書くようにしてるの?
ん~
まぁ基本的にはね
思ったことを思った時に書いてるよ
じゃないと忘れちゃうからね笑
.....そっか~
それにはどんなことを書いてるの?
え~
その時によって違うかな~
今自分が考えてることだったり、皆に伝えたいことだったり
私自身のことだったり.....
まぁいろいろだね笑
へぇ~
そうなんだ~....!
うん笑
最初は病気に関することだけ書こうと思ってたんだけどね
結局関係ないことも書いちゃってる笑
笑笑
まぁでも麗らしくていいんじゃない?
え~そうかな~
うん
ちょっと雑なところとか笑
ねぇそれ誉めてんの?笑
彼女がクスクスと笑いながら聞いたその時、
“キーンコーンカーンコーン”
タイミング良く昼休みの終わりを告げるチャイムがなった。
あっやば!
てか時間たつの早すぎなんですけど~
グチグチと不満を漏らす彼女。
その様子を私は静かに笑いながら隣で見ていた。
まぁいいや
じゃあ今日も放課後一緒に帰ろうね
うん!
そう約束し、短い昼休みを終えた私たちは教室へと向かった。
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編集部コメント
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