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第1話

怪物ーその人はー
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2018/02/18 13:14
『泣きわめくだけならいくらでもできる…』


ーねえ、あの子って…ー

ーえーうそ。まだいんの?ー

ー怖いよねー





【怪物って(笑)】



『ひっぐっ…ごめんなっ…さいっ…』

−ダメだろ?✖︎✖︎✖︎。約束を破っちゃ−

『ごめんなさっ…もうしませっ…』

−なあ。どうしたんだ?✖︎✖︎✖︎。−

『えっぐっ…ひぐっ…』

−✖︎✖︎✖︎らしくないぞ?−

『ごっ…ごめんなさっ…』

−うるせぇ!俺はどうしたのか聞いたんだ!−

『…ごめんなさい…』

−わかればいいんだ。✖︎✖︎✖︎。良い子だなぁ−

その人は頭を撫でてくれた。

とても嬉しかった。
でも…


−じゃあな。✖︎✖︎✖︎。−

目を開けるとその人の姿は無かった。

ボロボロの廃墟の影に、
毛布をかぶって寝ていた。

私は誰だったのだろう…

よくわからない。
知らなくても良いのかな?

まぁそんなの気にしたくも無いかな。

そんな事考えてたら、

[これは…だな。]

って声が聞こえて、
声の方を向こうとしたら体が動かなかった。
そしたら、何かに体を持ち上げられて…
意識が朦朧としてる中、
ぼんやりと、頭を撫でられた
感覚を思い出していた。



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