ーーーーーーーーーーー 放課後 ーーーーーーーーーーー
明日は楽しみだが、
私は今、目的がある
鷲羽を探すことだ。
それは鷲真の気持ちを確かめるため。
一番鷲真と話しているのは鷲羽と鷲乃で、
鷲乃じゃ、役に立たなそうと思ったから
鷲羽に聞こうとしている
鷲羽は勘が鋭いので
顔を見ただけで、ウソがばれたり
なにを考えてるのかすぐわかってしまう
ならば鷲羽に聞くしかないと思い
学校中を捜し歩きまわっとぃるのだが
かれこれ20分。
なかなか見つからないのである
そして、私は疲れたので、一番クーラーが利いている部屋
図書室に向かうことにした。
なぜ、一番涼しいかというと
再来週の中間テストがあるからだ。
毎年、中間テスト赤字を一つも出さず、平均60点以上の人には
私たちの学校が主催する
パーティーに行けるからだ。
他の学校も来ていて、誰もが行きたいから
みんな熱心に勉強する。
だから人がたくさん集まるから
1番冷えているらしい
そして席に着こうとしたとき
私は立ち止った
なんとそこには20分も探して見つからなかった
鷲羽がいたからだ
あたしは図書室で、
鷲羽を指さし、とんでもなく大きな声を出してしまった
そして、図書室は、ホールのような形
そして、静かなので
私の声が部屋中に響いてしまった。
私はすごく恥ずかしくなった。
そうして私たちはカフェテリアへ向かった
こうして私たちの 鷲真と奏美をくっつける、
作戦が始まった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。