『私の最後のお願いは、
私が死んだ後、ジミン見つけ出して、
隣で寄り添ってあげて欲しい、、、 』
私は、一瞬迷った、
写真では、見たことあったが、
見つけることができないような気がした、
『ごめん、迷惑だよね、
いや、いいの、ごめん、、、』
「分かった、頑張ってみる!!」
それから、私はできるだけジミンの事を聞いた、、、
ずっと聞いていく度に、サランがどれだけ、
ジミンのことを好きだったのか伝わった、、、
彼女が亡くなる1日前、、、
もうサランは声を出すのがやっとの状況だった、、、
『あなた、ジミンのこと頼んだよ、、、
あなた、いままで一緒にいてくれてありがとう
ジミンには、このことは内緒にして、、、ゴホッゴホッ』
私は、背中を擦りながら、
「うん、大丈夫だからね!!」
と、言った、
そして、翌日、
サランは、息を引き取った、、、
_______________________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。