あなた side
私は、サランがいなくなってから、
ジミン君と隣にいる方法を考えた、
そこで、
ジミンが目指しているという大学を
とりあえず目指して、頑張った、
いままで、サランとずっと遊んでて、
進学なんて考えてなかったから、私にとっては、
とても大変だった、
でも、
サランの最後の願いを叶えてあげたい
一心で、頑張った、
そして、
なんとかその大学へ無事合格出来て、
ジミンと同じ大学に通うことになった、
そして、
休み時間、どうやって話しかけようか、って
歩きながら考え事してたら、
ドンッ
いきなり、誰かとぶつかった。
『あっ、ごめんなさい、』
そう謝り、上をむくと、
そこには、ジミン君がいた、
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。