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第2話

before days_1

私が、叉萠…今の彼と付き合う前の話をしよう。








私は、2年前に初めて叉萠と会った。






その頃は、お互い話すような関係でもなく、たまたま出会でくわした時に、少し話しただけだった。






何故か、

当時は名前とクラスしか知らなかったのに、



その時の会話は鮮明に覚えている。





確か、テスト終わりの日に、

私が、叉萠のクラスに行った時だ。



その時は、ただ

叉萠のクラスに居る親友に、借りていたノートを返しに行ったのと、

お弁当を一緒に食べよう、って


誘いに行っただけだった。
椏牡羊
椏牡羊
花耶ーッ.
花耶
花耶
お、あなた!!
花耶
花耶
どしたどした?
椏牡羊
椏牡羊
テスト期間借りてたノート返し来た‼
椏牡羊
椏牡羊
これ、ありがとう‼ 助かったよ。
花耶
花耶
いえいえーっ!
花耶
花耶
今度ジュース🍹奢れよっ‼
椏牡羊
椏牡羊
…そういうと思って
椏牡羊
椏牡羊
購買、花耶の分も買っておいたぁッ
椏牡羊
椏牡羊
菓子パンで許して…??
花耶
花耶
え、マジで?!

ありがとう…
椏牡羊
椏牡羊
うん、お昼休みにまたくるから、
一緒に食べよう‼
花耶
花耶
りょ!うち四時限目体育だから、
ちょいと待っててね‼
椏牡羊
椏牡羊
分かった!! 
椏牡羊
椏牡羊
じゃ、またお昼にね‼




そういって、花耶と別れ、

お昼までの残りの授業をうけ…
椏牡羊
椏牡羊
やっとお昼休みだ…花耶のとこ行こ










…((ガラガラ
椏牡羊
椏牡羊
花耶ー…



…??
叉萠
叉萠
やってしまったと思った。



ドアを開けて、教室に入ると、まだ花耶は戻ってきていなかったのだ。
代わりに、ちょうど制服に着替え終わっていた 
叉萠が居た。
椏牡羊
椏牡羊
えと…
椏牡羊
椏牡羊
御免っ
叉萠
叉萠
否、大丈夫だよ。
叉萠
叉萠
鳳梨さん待ってるんでしょ??
椏牡羊
椏牡羊
うん、何で…それを??
叉萠
叉萠
あぁ、たまたま聞こえちゃって…
(( はは
椏牡羊
椏牡羊
そっかそっか…
叉萠
叉萠
盗み聞きするみたいになって、
御免ね??
椏牡羊
椏牡羊
いや、大丈夫大丈夫!!
叉萠
叉萠
ん、ありがとう…

もうすぐ来ると思う。
そういって、ロッカーに荷物を仕舞っていた。
体育で、日光を浴びて少し火照りが抜けていない叉萠の横顔に、少しドキッとした。










沈黙が苦痛だ…
叉萠
叉萠
…テスト
沈黙を先に破ったのは、

叉萠だった。
椏牡羊
椏牡羊
え、
叉萠
叉萠
テスト出来た~??
椏牡羊
椏牡羊
あ、うん、そこそこ。割りと自信ある
叉萠
叉萠
おー
叉萠
叉萠
スゲーな(笑
椏牡羊
椏牡羊
猪斬いぎりくんは??
叉萠
叉萠
あー、否全然出来なかった
叉萠
叉萠
…てか、俺の名字知ってたんだ?
椏牡羊
椏牡羊
隣のクラス、だしね。
椏牡羊
椏牡羊
それに、猪斬くん何かと有名だし
叉萠
叉萠
そーなの?
叉萠
叉萠
え、え、何で?
椏牡羊
椏牡羊
学級委員だから!
叉萠
叉萠
あーぁ…成る程ね。
叉萠
叉萠
んー。



初めてちゃんとした、叉萠との会話は

こんな感じだったと思う。





どこでもあるような会話でしょう??











でも、何か私は、彼を普通だとは思わなかった。








──────────────・・・




作り笑いの上手な人。









学級委員だから、知っていた、なんて嘘だ。



ちゃんと話したのは今日が初めてだったけど、隣のクラスの人と言うこともあり、時々目についていたのだ。






常に、人の輪の中心にいて
何かしら裏がありそうだと思ったのに…



今日話していても、嫌な顔1つせず、

どう考えても皮肉を入れたくなるような所にも謙虚だった。






気持ちが悪いくらいに。






でも、あんなに人が良い人間て居るの…??









ただ、何となく抱いていた疑問だが、


後々嫌と言うほど知ることになるのは、まだ先のはなしである。