第3話

家出少年2
61
2021/01/06 15:47
父親
父親
お待たせ
持ってきたよ
母親
母親
あら、ありがとう
ほら飲みなさい水よ
父親が持ってきたのは水が入っている
バケツだった
母親
母親
はい、どうぞ
すると母親が水を頭からかけてきた
バシャッと音を鳴らして
藤崎るか
藤崎るか
ヴッッ
寒かったし冷たかったけど、たけど僕は
家出をすることで頭がいっぱいだった
藤崎るか
藤崎るか
「はぁやっと家を出れる」
母親
母親
wwwwどぅ美味しいw
父親
父親
せっかく持って来てやったんだ
ちゃんと飲めよww
母親
母親
はい、今日のご飯
母親は僕にパンを渡した
たった一つ
父親
父親
食べさせてもらってるだけ、感謝しろよw
藤崎るか
藤崎るか
はい
親たちが僕の部屋から出ていく
(ガチャ)
藤崎るか
藤崎るか
はぁやっと出ていった
藤崎るか
藤崎るか
感謝しろよってたった1つじゃん
これ1つで生活してる僕もすごいよねw
藤崎るか
藤崎るか
「でもこれも、今日で終わり
どうせ家出しても行く宛もなく死ぬだけだけど
でもここで死ぬよりは、百倍マシ」
僕は家出に備えて少し寝た
夜中みんなが寝静まった時に僕は
起きた
藤崎るか
藤崎るか
はぁ眠っ
藤崎るか
藤崎るか
(お金を手に取った)
「あの時は愛されてたな~」
ガチャ(玄関のドアを開ける)
僕はお金を持って家を出た
お金は小さい時に生きてたおじいちゃんにもらった
そのため、お金には困らなかった
藤崎るか
藤崎るか
「雨降ってるけどどうでもいいや」
「行く宛もないから公園のベンチでも行こうかな」
(僕はベンチに座った)
(眠気に負け僕はベンチで寝てしまった)
女の人
女の人
起きて 起きて
大丈夫?
そんな声が聞こえた
僕を起こしている声
藤崎るか
藤崎るか
誰ッ~
僕は寝ていたため顔は、
はっきりと分からなかった

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