ｶﾞﾁｬ

なんかこないだのことがあったから気まずい…

ｶﾞｼｯ   ｸﾞﾆｯ

守若さんいっつも顔近いんだよな
顔が良すぎて緊張してしまう…
あとほっぺが痛くなってきた、握力化け物

ん？握力？

ｸﾞｲｯ

あの兄貴に従順な虎徹が物申すだと！？
もしかしてめっちゃ遅めの反抗期か！？

ｶﾞﾁｬ

その時ちょうどドアが開いた

ﾄﾞｽｯ

ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ…   ﾊﾞﾀﾝ

あぁ…可哀想に、頑張れ佐古

ｸﾞｯ

ﾀﾞｯ… ﾊﾞﾀﾝｯ

ｽﾀ、ｽﾀ…ｽﾀ……    ﾊﾞｯ

あの天然タラシが…っ//
顔いいんやからちょっとは遠慮してくれよ…

落ち着け、今から五十嵐さんのところへ行こう
そうすれば少しは紛らわせられるだろ

〜組長室〜

やばい、いきなり来たから目的がない
流石に"やっぱりいいです"とは言いづらいし…

定期的に入れ替えてるとは言え隠れ家が3つだと相手が帰宅ルートを絞りやすくなる
しかも護衛一人って…もし運転を若い人にやらせてるとすれば襲撃された時に対応出来ない場合がある


もし相手が強敵だったりすれば全滅する可能性が
高くなってしまう

WOW、え、マジで生きてることが奇跡では？

五十嵐さんって意外とのんびりしてると言うか…
まぁわかってくれたならいいけども…

〜数時間後〜

〜〜〜

〜車内〜

そう言うのを一番最初に考えるんじゃないか？
俺がおかしいのか？

でも、この道はいつものルートらしいから
本当に今襲われても不思議ではないよな

俺免許持ってないんだけどねー
テキトーにそこら辺の機械触ってたらできた

一応免許取るための本みたいなのは読んだし
標識とかは読めるから大丈夫だけど…
警察とかに止められたら一発で終わるな

他愛のない会話をしながら車は細い路地に入っていく

See you next time