会議に出ないでいいって言われたけど
仕事はやらないと気が済まない…
全速力で走って本校舎に
生徒会室
そうして会議がはじまった
その後帰ろうとする
もう梅雨…かぁ…
傘を差す
家に帰ろうと学校を出てちょっと行ったところで
あれって前原くんだよね?
あと女の子いるし…
修羅場…じゃん
私はその現場を見てるだけしか出来なかった
前原くんは押されて座り込んでいた
そりゃ動かないわけが無い
前原くんに手を差し伸べる
私は果穂とかいう女子と瀬尾を睨みつける
学秀だ…
瀬尾が前原くんが果穂?を奪おうとしてたとか言ってる
そう言って果穂を指す
学秀…どうしてそこまで…
前原くんが濡れてたので持ってたハンカチを渡す
すると瀬尾と土屋は走って逃げていった
浅野くんと別れる
浅野くん…E組の生徒には普通こんな接し方じゃないのにな…
あれがきっといい選択のはず…
____学秀side
E組の生徒と付き合うのは僕にとって良くないのは分かってるけど
あの時理事長室であなたと父さんの会話を聞いて
あなたを守らないとって思ったんだ…きっとあなたは僕のために動いてくれたんだろう
でもそれが僕にとって良いわけじゃないのだが…
帰り道あなたを見かけた。
本当の事実を知りたかったからあなたに声をかけようとする
瀬尾と、確か彼女の土屋。
それにE組の前原。なぜこのメンツが…
事実は分からないし立場上瀬尾を守らないと行けなかったが
必死に前原を庇うあなたを見るとそれは出来なかった
あなたを説得しようとももう意味が無い。
だからあなたの希望通り必要以上に関わらない。ことにした
だけど今にも泣きそうだったあなたを忘れられることはないだろうな…
____
数日後やってきた鷹岡とかいう奴の本性がやばくて
前原くんや有希子ちゃんが攻撃を受けたりした
どうにかしないと…
あ…今ちょうど放課後だよね?本校舎は
みんなは何を考えてるんだとか思ってるだろうな
急いで教室に戻って携帯を持ってみんなの前で電話をかける
電話を切って
よし、そもそも学秀が理事長の息子って気づいてなさそうで助かった…
すると理事長がやってきて解雇通知を渡した
一応道があるからバイクとかだろう
みんなに感謝されたけど別にどうでもいい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。