第7話

5話
431
2022/10/14 11:10
彪(ひゅう)
で、政達は何を聞きたいんだ?
お前と山の民との関係だ
彪(ひゅう)
あー、なら多分結構長くなるぞ?
かまわん
彪の過去








俺は生まれて少し経った時母親に捨てられた
母親は男遊びのために俺を捨てた
母親に捨てられた後、街を歩き回ってると、誘拐された
全員
!(信、貂、政
誘拐された後は、あまり覚えてない、多分俺の本能が記憶から消したんだと思う
ただ、覚えているのは、死んだほうがマシだと思うほどの生活だったと言うことだけ
多分誘拐犯との生活は七年ぐらい経ってたと思う。んで気づけば、誘拐犯達から逃げてた
でも、がむしゃらに逃げてたから、山に入っちまってて
山の中をさまよってると、秦人に殺されかかってる山の民の子供を見つけた
俺は体が動いて子供達を助けた
俺と同じぐらいの子供達は俺に怯えてた
まだ生きていた秦人が、俺に向かって
秦人
何故邪魔をするんだ!!こいつらは猿共だぞ!!
って言ったの、だから
過去の彪
だから何?違う民族だから殺すの?お前らに危害加えてなくない?
過去の彪
猿共?俺とお前らと同じ人間だよ?バカなの?山の民が猿ならお前らも猿だよ?
って言ったのw、そしたら
秦人
なんだと貴様!!
って秦人が切り掛かってきたの、こっちは剣無いから、素手でやっつけたの
河了貂
、、、え、素手で??
うん素手で、でね、そしたら端和さんがいたの
その時、秦人は下に転がってたからいなかった、でも子供達は怪我してたから、俺が犯人だと思われるかもと思った
ころされちゃーうと思ってたら、
楊端和
見ておったぞ、お主がやってないことはわかっておる
って言われたの、で、気づけば山の民に歓迎されてた
そこで一、二年ぐらい過ごして、平地に戻ることになって、信兄達と出会った感じかな
河了貂
へぇー!お前そんな過去持ってたんだな!
彪(ひゅう)
そ!
俺と漂が仕合いしてる時に彪が現れたんだよな!
彪(ひゅう)
そ!俺に気づいた漂兄が信兄に一本取られたんだっけ
そうそう!カカカw
、、、だから山の王と知り合いなのか
彪(ひゅう)
ああ、端和さんに救われたって言っても過言ではない
河了貂
あれ?彪ってそんな剣持ってたっけ?
彪(ひゅう)
ん?ああこれは昔もらった俺の剣、端和さんが今まで保管してたんだよ
河了貂
へぇ〜!ちょっと見せてよ!
彪(ひゅう)
別にいいよ
ほう、しっかりしているな
すげー!
彪(ひゅう)
当たり前だ!端和さんにもらったからな!
その面も見せてくれよ!
彪(ひゅう)
いいよ
彪が信に面を渡す
面ってこんなんなんだな〜
河了貂
すげー!初めてみた!
自分で作ったのか?
彪(ひゅう)
や、端和さんにもらったから、多分端和さんが作ったんじゃないかな〜
楊端和
彪はいるか
彪(ひゅう)
ここにいまーす
楊端和
久しぶりに会ったんだ、話が聞きたい
彪(ひゅう)
わかりました!、じゃあ政、信兄、貂、また後でな
ああ
おう!
河了貂
じゃあな!
彪(ひゅう)
ん”ー、、、あれ、政?
彪(ひゅう)
もう起きてたのか
ああ
彪(ひゅう)
なんだ?緊張して寝れなくなったか?w
そんなわけないだろう
彪(ひゅう)
そっかw
彪(ひゅう)
じゃ、俺は信兄のとこ行ってくんね
ああ
彪(ひゅう)
うえ、まっぶし、、、
河了貂
あ!彪!ちょっと見てよこれw信が作った面w
彪(ひゅう)
ブハッッww
彪(ひゅう)
なにそれww
笑うな!//
彪(ひゅう)
おっかしーww
そう作ったんだよ!!///
彪(ひゅう)
まぁ、信兄のわりには頑張ったんじゃない?w
んだとこら!!💢彪!!💢
信が彪を追いかけて彪が逃げる
彪(ひゅう)
www
待てやこらー!!!死ぬほどこそばしてやりゃー!!
彪(ひゅう)
え!それは勘弁!!
ぜってぇーゆるさねぇ!!
河了貂
、、、なんでこそばし?
、、、何をやってるのだ
河了貂
あ、政
彪(ひゅう)
あ!!政ッッ!!助けてー!!!
彪が政の背後に隠れる
彪待てー!!!!
あ、政
もう遊びはよせ
チッ
彪(ひゅう)
ふぅ、、、
そんなことより準備はいいか?
彪(ひゅう)
何のだよ面は作ったぞ、ほぼテツヤで
ここのだよ
政が信と彪の胸を叩く
!!
彪(ひゅう)
!!
ゲホッゲホッ!
彪(ひゅう)
ゲホッゲホッ!
本格的は斬り合いになるぞ
なめん、、、なよ、いつ斬り合いになってもいい覚悟があるぜ
彪(ひゅう)
ゲホッそういう特訓を漂兄とやってきたからな
壁!全員おこせ出発の準備だ
はっ!
帰るぞ、咸陽へ
咸陽が見える
な、、、、なんだこりゃ
彪(ひゅう)
、、、、、、、、、でっか
やっと着いたか、、、
政ッ!
随分かかったな
彪(ひゅう)
えっ、ってことはあれが、、、
そうだ
秦国王都咸陽だ!
あれが、、、、、、咸陽、、、、、、、、、
デカすぎて一体何が何だかさっぱり分んねぇよ!!わーーー
河了貂
取り乱すなアホ!
彪(ひゅう)
、、、うえぇ、、、気持ち悪りぃほどでかい
楊端和
、、、、、、、、、さすがだな
おい政俺達今からあれに攻め込むのか?
そうだ
どうやってあんなでかいもん攻めるんだよォ!!端が見えねぇよ端が
騒ぐな今さら
彪(ひゅう)
え、信兄ビビってんの?
ビ、ビビってねぇ!
彪(ひゅう)
んははw
山の民の変装をして門の前に行く所まで飛ばします
いきなり8万の大軍が躍り出てきたりしてな!
彪(ひゅう)
信兄ってさ、こんな時によくそんなこと言えるよね、キメ顔で
ウケケケケケ
大丈夫だ、奴らは必ず乗ってくる!
だといいがな
遅ェな、、、、、、、、、
、、、、、、!
開くぞ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全員が剣を構える
モブ1
どうぞお入りください、秦国は貴殿方を歓迎致します
!!
なんかすげぇことになってんぞ、この城壁の中は、、、、、、
河了貂
、、、、、、壁、まさかこの中が、、、
、、、、、、、、、そうだ、、、王宮だ!
彪(ひゅう)
この中に王宮が、、、
よォいよいよだな
彪(ひゅう)
もう目の前だな
、、、
どしたよ怖気ついたかお前?ヒヒ
、、、王宮の中で漂は、お前達の話ばかりしていた
え?
彪(ひゅう)
、、、
まるで自分の宝物を見せるかのように目を光らせてな、漂を思い出すとその光景ばかりが目に浮かぶ
成蟜の反乱がなければ漂にもお前達にも会う事はなかったわけだが、やはり漂が死ぬこともなかった
反乱の火をつけた成蟜とその指揮をとる竭氏はこの中にいる
決着の刻だ信!彪!
オウ!
彪(ひゅう)
オウ!
間違っても死ぬなよ
、、、、、、
彪(ひゅう)
、、、、、、
ハッハッハッ
彪(ひゅう)
ハハッ
天下の大将軍への第一歩だ!んなとこでコケるかよ!!
バジオウ
コノ先ハ王ト従者50人マデダソウダ
だろうな
50人!?たったの!?
彪(ひゅう)
50人、、、
50人で8万とどうやって戦うんだよっ!
さわぐな、民兵を含む8万の軍が王宮に入っているはずがない、軍の駐屯所はここより東に離れている
なーんだ早く言えよ
彪(ひゅう)
なーる
飛ばします
朱亀の門の所
、、、、、、、、、こりゃ派手な開戦になりそうだな
彪(ひゅう)
、、、おう
河了貂
ひょひょっとしてもう始まるのか!?
そうだ!
河了貂
まっまずいよ、向こうこっちの倍はいるよっ!
彪(ひゅう)
関係ない
河了貂
はっ、はっ、はっ、はっ、、、、、、〜〜〜〜
河了貂
ちょっと待ってくれ信、彪
河了貂
息がっ苦しくてっ、、、うまく歩けないっ、、、
彪(ひゅう)
貂、まず深呼吸しろ
俺達から絶対離れるんじゃねぇぞ!わかったか!
河了貂
わっ、わかった!絶対離れない!
敵1
山の民よ!ここで武器を預かる!全員武装を解かれよ!
山の民の足はまだ止まらない
敵2
、、、、、、なんだ!?様子が変だぞ!
敵1
!?
敵1
なんじゃ貴様ら!!
山の民
ーーーーー!
(俺がやる!)
バジオウ
ーーーーーーーーー
(だめだ、この戦の第一刃にふさわしいのは唯一人だ)
竭氏
何の真似じゃ猿共ォォ!!!殺せェェェ!!
乱戦開始
バカ主
バカ主
終わりです!
では!

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