彪!!
、、、、、、、、、、、、
(よかった、、、息はしてる)
彪、彪!
、、、ん、、、、、、あれ、、、信兄、、、、、、左慈、、は、、、
勝った、俺が、いや俺達が倒した
、、、そっか、よかった、、、、、、
動けるか?
ん、、、大丈夫
壁の近くに行く
やったぞ壁、、、
、、、、、、
、、、、、、、、、う、、、
、、、、、、ッッッ、、、、、、
勝利して何故泣くのだ?
誰か親しい人でも死んだのかな?
!!
!!
壁!!生きてたのかっ!!!
よかった!!
フフフ、腰がひけてた分当てた傷も一寸浅かったようだ
皆ボロボロだな、しかしあの大人数を相手に犠牲が二人とは
まぁ奴ら最後は逃げ散ったんだけどな
うん
それより壁寝てないで大丈夫なの?
ここまで来て寝てられっかよ、なァ!壁のあんちゃん!
ハッw
、、、、、、その通りだ、、、、、、ここの迷路を抜かれば直ちに本殿に着くーーーーーーー覚悟はできてるか信!彪!
オぅよ!
ああ!
成蟜を討つぞ!
そこを右だ
ねーまだなの壁?
もう少しだもう半分は来てる
ゼェ、ゼェ、ゼェ、
、、、なぁ隊長、あの人休ませたほうがいいよ、もうムリだよ死んじゃうよ
本人ガ進モウトシテイルノダ、止メルコトハナイ、モシ、ソノセイデ死ンダトシテモ
ソレハソレデイイ
なっ、何言ってんだよ隊長っ!何でそんなこと言うんだよっ!
貂、、、バジオウが言ってることは間違っていない、、、
壁
全てがかかっている
へ?
広間で戦う大王たちの命も、場外で待つ2千の仲間の命も、この戦の勝利も全てが我々別働隊にかかっている!!
彼もそれがわかっているから進もうとしている、力尽きるその時まで
、、、、っ
山民1が倒れそうになる、その瞬間信と彪が山民1を支える
もう少しだ、行こうぜ
一緒に、な
信!彪!
ヨセ少年、彪
遅レルゾ
るせェ隊長、タジフに言えよ、足が遅えって
、、、、、、、、、
山民1が悔しそうに震えていた
、、、、、、漂ってやつがいてよ
俺と彪と同じ孤児でよ、そいつと兄弟みてぇに育てられた、育てられたっつっても三人とも下僕だけどな
ククク
政に似てるわけだけど、今考えればそうでもない、漂兄は根っから明るくていっつも笑ってた、政は根暗だw
カカカ
今度の反乱で大勢犠牲が出たみてぇだけど、漂もその一人だ
、、、、、、そう考えると今から行く所に本当の敵がいるってことだな!
そうだな!
、、、、、、、、、あんた兄弟とかいるのか?、、、つっても言葉通じないんだよな、カカカ
ハハッw
おっ!見ろよいよいよだぜ
ああ
(全てがあそこから始まったんだーーーーーーーーー)
信、彪
あ、遅れてる?じゃあもうちょっと飛ばすか!
おう!
信、彪
その人、もう、死んでるよ
、、、え
ドガッッッ
ドガッッッ
信と彪がドアを蹴り破っていく
信!彪!待てっ!
信っ!
そっちじゃない!右だっ!
信、彪待てよっ!一人で出すぎると危ないっ!!
オイ信っ!!彪っ!!
信!!彪ってば!!
ドガッッッ!!
ひっ
うわっ
なっ、なんじゃ貴様らはっ!
ひいいっ
!?、、、、、兵じゃない!?
本殿仕えの者達だ!
ここから先は皆丸腰だっ!
本殿が近いってこと!?
近いってものじゃない、すぐ目の前だ!!
ドガッッッ!!!
!?
終わりだ悪党共!
ひいいいいいいいいっ!!
貴様ら一体どうやってここへ!!
左慈めしくじりおったのか!?
、、、、、、、、、お前が成蟜か
、、、、、、、、、意外だな、泣いて逃げ回ると思ってたんだけど、余裕あんな
覚悟できてんだろうな、てめェ
きっ、来たァ!!
死罪だ
あ?
死罪だ
貴様らのような下等な輩が高貴な王宮に踏み入った罪で死罪、貴様らのような下等な輩が王族に向かって話しかけた罪で死罪
貴族らゴミ虫が俺と同じ場所で息をしている罪で死罪!
、、、、、、ッッ、、、
ク、、、、、クククククッ
クククッ
そんなもんだろうな、今のお前の反応が一番王族らしいと思うぜ
、、、ずっとあいつと一緒だったから忘れてたわ、お前のようなやつが王族だって
王に向かって“お前”とは何事だ、貴様らイカれてるのか?
オイオイお前こそ頭おかしいんじゃねぇか?
秦の大王は政だ!!お前はただの反逆者だ!!
早くそこどけよ、偽物のクソ野郎
、、、、、、、、、貴様ら、、、ただで死ねると思うなよ、、、生きながら四肢を引き裂いでやる
やってみほよチビ助ちゃん
ハッw
ランカイ!!!!
ボエエエエエエ!!!!
その瞬間信と彪の隣にいた山の民の上半身が吹っ飛んだ
(なっ)
な、、、、、、何だテメェは!!
信っ!!
信兄!!むやみに突っ込んじゃだめだ!!
ガッッ
(斬れない!?)
ランカイが信を殴り飛ばした
信が気絶した
信、、兄、、、?
し、、、信、、、
な、、、、、何だ、、、こいつは、、、
何なんだこいつは!!
ランカイだよ!
彪とバジオウとシュンメンとタジフがランカイを攻撃していく
が、バジオウの刃でも通らない
、、、、、、、、、隊長の双刀でも斬れないなんて、、、あんな化け物どうやって戦、、、
!
ブツブツ
信?、、、、、、、、、
ブツブツ
ボオオオオオオオ
くっ!(やっぱり俺の剣は折れちゃってるから使い物にならないッッッ)
(バジオウさんの双刀でも斬れない、、、俺の体術で敵うか、、、?こんな化け物に、、、?)
、、、、、、ーーーー、ーーーーー、ーーーー
(彪、タジフ、シュンメン)
ーーーーーーーーー
(三人共退がっていろ)
ーーーーーーー、ーーーーーーーーー
(俺がやる、しばし昔に戻るぞ)
バジオウ?
!!バジオウさん、、、まさか、、、
ギョオオ
全て同じ傷口を狙っている!!
化物が嫌がってるように見える!すげぇ隊長っ!
すげぇけど、、、なんか怖ぇ、、、
ギョオ!!
ザクッ
ボオオオォゴアァッ!!
(、、、、、、信じられん、あの化物を完全に翻弄している!!しかしこれまでとは、動きの“質”が違う!?)
いいぞォ隊長ォ!!
(これがバジオウの本当の姿か!!)
(久しぶりに見たな、、、さすがバジオウさんだ、、、)
バジオウの剣が折れる
あっ!!
メリメリメリメリメリ
ランカイの傷口を手で広げる
ギョオエエエエエエエ!!!
えぐ、、、傷口を手で、、、
ゴオッ!!
バジオウが着地する
ーーーーーーーーーー
(一人でハリキリすぎだ、そろそろ参加するぞ)
〜〜〜〜〜〜
ーーーーーーーー
(ハハハしっかりしゃべれ)
ーーーーーーーーーー
(こっちだって鳥牙族の代表だ)
ーーーーーーーーーーーーー
(バジ族にだけ格好つけさすわけにはいかねぇんだよ、なぁタジフ、彪)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
バジオウさん、お疲れ様でした、俺らも加勢します
ーーーーーーーー
(それに少し急がねぇとな)
!、、、、、、ーーーーーーー、ーーーーーーーーーー
(そうだった、猿と戯れているヒマはない)
ーーーーーーーーーー
(我らの王が待っている)
ゴオオオオオオオオ
あっ
あっ
ぬっ
化物が、、、、、、退がってる?
ーーーーーー、ーーーーーーーーーー、ーーーーー、ーーーーーーーーーーーー
(皆さん、俺は剣が折れて戦えません、なので先程のバジオウさんのように、皆さんがつけた傷を俺が広げます)
、、、ーーーーーー
(わかった)
ーーーーーーーー
(俺らが傷をつければいいんだな)
ーーー、ーーーーーーーーー
(はい、よろしくお願いします)
彪達がランカイに攻撃しにいく
ギョオオオオオオオオ!!!!
ランカイが彪達に向かって手を振り落とす
それを避け、タジフがランカイの手を岩で潰す
ボエッ!!
シュンメンとバジオウがランカイを斬る
その傷口を彪が手で広げる
ブモッ!!
ランカイが、、、押されておるぞ、、、
、、、、、、、、、まさか、、、あの化物が負ける!?
!!
ーーー!!
あっ!
オオオ、、、ブルルルル、、、
ランカイが座り込む
ランカイが戦意喪失した
勝っ、、、
誰が休めと言ったランカイ!!
ビクッ
何のために貴様のような化物を飼ってきたと思っている!!教えたはずだー!貴様の存在価値は人を殺すことだけだと!!
さっさとたたきつぶせ!!
さもなくば、お仕置きだぞ
!!ギャオッ!!!!
ランカイがタジフを柱に打ち付ける
なっ
タジフさんッッッ!!!
タジフー!!
ギョオオオ
バカな、、、戦意を喪失していたのに成蟜の言葉一つで、、、
見たこともない珍種の猿の赤子、そう言って闇商人はランカイを売って行った、最初は興味本意で買ってみたがどうだ
わずか数年でこんな化物に成長しおった!!赤子の時から念入りに調教したおかげで、そいつは俺の言う事は何でも聞く
何でもだ!!ァハハハハハハ!!
、、、、、、何なんだ、、、、、、
何なんださっきからお前はっ、、、!!
黒卑村でいろんな奴を見てきたけどお前ほどの下衆野郎はいなかった!!
ククク、ゴミ虫が鳴いておるわ、オイ虫けらそれ以上臭い息を吐くな、王宮が汚れる
ふざけるな、そっちこそ早くそこをどけ王座が汚れる!そこは政が座る場所だ!
逆だ
!?、、、、、、何!?
より純潔な王族である俺をさしおいて王位についた嬴政、奴こそが玉座を汚した張本人だ
純血!?王族は王族だろ!だから政は正統に王位を継いだんじゃないか!
貴様ら民衆は、愚かで利己的で欺き、殺し、奪う、他人を出し抜くことに没頭する卑しい生き物だ、だがそれは許す!
人の性は生来『悪』!!貴様らの愚かさは生まれ持ったものだからだ
飛ばします、成蟜の話が長いっ!(笑)
国家の問題だ!!その点を踏まえた上で反論があると言うのか?庶民のガキ
うう、、、、、、、、、
(王族ってこんなにクズばっかなのかよっ!!)
あるに決まってんじゃねぇか!
信!よかった気がついたか
信兄!よかった!
ーー、ーーーーーーーー
(彪!余所見するな!)
ーーーーーー!
(あっすみませんッ!)
なんだ貴様、まだ生きておったのか
ピンピンしてらァ
ずるっ
信が床に頭を打つ
ぶっ
信っ
成蟜、お前は呂氏の留守をつき玉座を奪った
飛ばします、信の話も長いっ(笑)
はっきり分かってることはよォ
どんなにお前が偉ぶってても結局身を呈してお前を護ろうとする人間は一人もいねぇってことだ!
ピク
終わりです!
では!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!