第37話

幼なじみ。②
923
2019/01/15 13:53
小森隼
小森隼
あなたー!
小森隼
小森隼
帰るよー
小森隼
小森隼
早く行かないと遅刻するよ、ダンス
あなた

うんー

あなた

あっ、隼

あなた

私、先生に呼ばれてるんだった…ごめん

小森隼
小森隼
えーー
小森隼
小森隼
なら待ってる。
あなた

いいって、また怒られるよ?

小森隼
小森隼
あなたと一緒なら怒られても別にいいもん
あなた

んー、じゃ待ってて

小森隼
小森隼
はーい















あの日は、


























中学生になってちょっと経った頃

















































隼とは今まで通り、いつも通り話して、ダンス行ってって生活をしてだだけだった














































でも、やっぱりこういうところが中学生なのかな



































































みんな男女で帰るってだけで『付き合ってる』とか『カップル』だとかうるさくなってきて。







































































特に、中学で出会ったあの男。
































白濱亜嵐
白濱亜嵐
あらら、隼くんとあなたちゃんは今日もおデートですかぁ?
小森隼
小森隼
亜嵐くん、そんなわけないでしょ笑
小森隼
小森隼
ただ、ダンス行くだけで。
白濱亜嵐
白濱亜嵐
えー!あなたちゃんと?
白濱亜嵐
白濱亜嵐
それはそれは
小森隼
小森隼
いつもじゃねえかよ
































この日はついに耐えられなくなった隼が


















































ついにキレはじめて



















































でも隼があんなこというとは






















































今でもちょっと信じられない。笑




















小森隼
小森隼
ねえ、亜嵐くん
白濱亜嵐
白濱亜嵐
なに?
小森隼
小森隼
そろそろいい加減にしてくれない?
小森隼
小森隼
俺は別にいいんだけどさ、あなたがいつもいつも困ってんの。
小森隼
小森隼
そんなに言いたきゃ言えばいいよ
小森隼
小森隼
でもあなたのことは巻きこまないで俺だけのことにしてくれない?
白濱亜嵐
白濱亜嵐
えー、つまんないじゃーん
白濱亜嵐
白濱亜嵐
っていうかー
白濱亜嵐
白濱亜嵐
隼くん、君はあなたちゃんのこと好きなの?
小森隼
小森隼
え?
白濱亜嵐
白濱亜嵐
だって、隼くんは別にいいんでしょ
小森隼
小森隼
…そうだけど
小森隼
小森隼
俺はあなたのことが好きだよ?
小森隼
小森隼
そのことに何か問題でも?
小森隼
小森隼
もしかして、亜嵐くんもあなたのことが好きとか?
小森隼
小森隼
それはそれは。すいませんでしたねー
小森隼
小森隼
でも、俺の方があなたのこと好きだから。
小森隼
小森隼
じゃ、また明日
小森隼
小森隼
…あなた先行ってるね、
あなた

あ…うん、

白濱亜嵐
白濱亜嵐
…なんなのあいつ
あなた

……亜嵐くん?

白濱亜嵐
白濱亜嵐
あっ、あなたちゃん!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
さっき隼くんが言ってたことは嘘だからね!俺別にあなたちゃんのこと好きじゃないからね!ね!違うからね!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
じゃっ!また明日👋
あなた

あっ、、また明日ー


























明らかに動揺する亜嵐くん。

























































でも、それ以上に動揺していたのは私だ。







































隼の言ってたこと













































正直、何が起きてるかわからなかった

























でも、


































































どこかに嬉しい気持ちがあったのは嘘ではなかった。

















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