第49話

君がいなければ。③
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2019/08/27 15:08
放課後
佐野玲於
佐野玲於
涼太!
片寄涼太
片寄涼太
おー玲於ー👋
片寄涼太
片寄涼太
部活は?
佐野玲於
佐野玲於
そんなもん行ってる場合じゃねーんだよ!
佐野玲於
佐野玲於
あなたが、あいつとデートだって
片寄涼太
片寄涼太
は?
佐野玲於
佐野玲於
絶対デートじゃねえよ、変なとこ行くって
片寄涼太
片寄涼太
……追いかけなきゃ

























涼太side




























俺と玲於とあなただけの秘密。







































あなたは小さい時に俺の家に引き取られて。









































中学まで一緒に暮らしてた。














































でも俺は、部活のために高校で寮に入った。




















































それから俺たちの関係は隠して、高校生活を送っている。






































だから、簡単に言えば3人幼なじみってこと。














































なんなら、玲於も家族同然。







































佐野玲於
佐野玲於
あ、いた
片寄涼太
片寄涼太
…よかった。追いついて
片寄涼太
片寄涼太
でもさ、この路地ってさ
佐野玲於
佐野玲於
ああ。
佐野玲於
佐野玲於
……警察頼るしかないよな
片寄涼太
片寄涼太
あいつ1人でも何持ってるかわからない。
片寄涼太
片寄涼太
まだあいつのこと何もわかんないから頼れるものは頼ろ。
佐野玲於
佐野玲於
おう























かいとに連れられてやってきた。






















































そこは大きなお城のようなホテル。

































かいと
ついた。
あなた

こk…
























かいとのその言葉を最後に私の意識はない。

















































目が覚めたら












































服を全部取られて手足も固定されてる状態だった























































そして、そこには10人くらいの大きな男の人たち。


















































怖い以外の何者でもなかった。








































助けて。





































そう思って目をつぶる。
























































その思いとともに浮かぶのは玲於だった。




































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