第65話

完結
5,251
2021/10/29 21:00
「ママ!!!」
「どうしたの??そんなに走ってきて?」
「見てみて!お花の冠!ママ絶対似合うと思って作ったの〜!」
「綺麗ね〜!お花好き〜?」
「うん!!ママもお花好き?」
「私も好きよ。お花!」
「ママも冠作ろ!!パパのも!」
シロツメクサを冠にしてく親子2人。
まるで幸せという文字を日常化したような光景で、母親は心から娘を可愛がった。
まるで、割り物を扱うように。
その光景を見て人は誰もが思う。
この2人は仲がいい。理想の家族を描いたように。
「あ!パパ!」

















































































































三ツ谷「おー…こりゃまたいっぱい作ったな…」
あなた「可愛いでしょ…?パパも褒めてあげて頑張ってたんだから〜!」
三ツ谷「はいはい。すげーよ?」
「パパのも作ったんだよ!」
三ツ谷「ありがとな。ほら早く帰ってこねーとまたイト怒んぞ?」
「パパだけだよ?嫌われてるの?」
あなた「痛い所つかれてるよ。パパ」
三ツ谷「うっせ!ほら帰んぞ?」
娘を真ん中にして両側に手を繋ぐ両親。
「ふんふんふーん!」
あなた「迎えに来なくても良かったんだよ?」
三ツ谷「俺が会いたくなったんだよ。」
「お父さんいつも心配してる〜!」
あなた「パパがママの事大好きなんだよ?」
三ツ谷「ママもパパの事大好きだけどな」
「好き好き同士だ〜!」












































































私は、その長い年月が経ち三ツ谷くんとは夫婦だ。





私は生まれた頃から両親がおらず、親戚と暮らしており、中学からは1人で暮らした。
中学から三ツ谷くんとの出会いにより私たちは結ばれた。
けどそれよりももっと私はなにかのおかげで結ばれたんだと思ってる。
だってこんなにも良い旦那さんと結婚できるわけないもん…
意味の分かんない事かもしれないけど、感覚からはそう思った。
でも決して無理に思い出そうとしない。
なんというか…思い出したらこの幸せが嘘のような気がするから。















































やっぱり……HappyENDなの変わんないね…
あなた「え?」
三ツ谷「ん?どした?」
あなた「えっ…えっと何もない!」
この声は多分空耳かなにかだろう。



























END





















































どうしでしたでしょうか。
皆さん!
初めて完結できた事すごいと思いました。
やっぱ私が書こうとすると長編になることが判明。
テスト期間中でコツコツ書いて遅かったと思います…
でも個人的には満足してます!だって感動Love書きたかったんですよ〜!!
三ツ谷くんいい人でみんな惚れますよね…
このお話には出なかったLoveシーン…
読者さんの中ではまだ完結には早いって方いますか???
こっからはもう番外編!!
完結してもまだまだ私は終わりませんよ?!?!
受験で投稿頻度が上がり下がりが激しいかもしれませんが!!
ぜひぜひ!記憶がなくなったあとの夢主ちゃんと三ツ谷くんのイチャつきを…!
番外編で書こうと思ってるので…!
今後ももちづきをよろしくお願いします!

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