第54話

夜のコンビニ…
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2021/09/27 12:13
目が覚めると、夜だった。
あなた「え…どんだけ寝たの…?」
ご飯食べずに寝てここまで…時間すぎたの…?
でも全然頭痛いし…気持ち悪いし…咳出るし…
体温計で熱を測ると



















あなた「変わんないか…」
「38.8℃」
あなた「むしろちょっと上がってるし…」
さすがにこれ以上何も食べない訳にはいかないので
ポカリを買いに行くついでにコンビニでご飯を買おう…
とりあえず…マスク…服…
時計を見ると9時をまわりそうになっていた。
服を厚めのニットを着てその上にももう1枚羽織った。
あなた「イト…ご飯待ってたよね…ごめんね…」
私がずっと寝てて…夜ご飯をあげていなかった…
なのでイトのご飯をあげてからコンビニに行く事にした。































































あなた「うぅ…寒…」
厚着しても外は夜だし寒い…
寒気するし早くコンビニ行かないと…
でも体にそんな余力はなくノロノロと歩いた。






















































あなた「やっと…着いた〜…」
10分かかんない道のりを20分以上かけてしまった…
早く帰って寝たい…
コンビニの中に入り、ポカリにおにぎりゼリーと…あと…暖かいココアをカゴの中に入れてると
タケミチ「あれ?あなたさん?」
あなた「え…タケミッチ…?」
タケミチ「こんばんは…こんな時間にコンビニですか?」
あなた「あはは〜…夜更かし…?」
タケミチ「?顔赤くないですか?それにマスクしてるし…もしかして体調…」
あなた「そんな事ない!それよりタケミッチはどうしたの?夜更かし…?」
タケミチ「えぇ…と俺は東卍の集会終わりに腹減ったんでなんか買いに…」
あなた「そっか〜…あんまり夜更かししないように〜…バイバイ!」
タケミチ「あ、はい!」
私はレジを済ませて、またコンビニを出る
…道が地獄に見えてきた…。
でも帰るのは徒歩なので…また歩く…
タケミチ「あ!あなたさん!」
あなた「え…なに…?」
タケミチ「そういえば…ちょっと聞きたいことが…」
あなた「なに…?」
タケミチ「やっぱり体調悪いんすか?息が荒いような…」
あなた「いやそんな事ない…!で…なに?」
タケミチ「あの今日の集会なんか知らないんですけど三ツ谷くん元気なかったんですよ。話聞いてなくてドラケンくんにもマイキーくんにも心配されてて…それであなたさん仲良いから分かるかなって…!」
…タケミッチすごいいい子だよね…
けど
あなた「ごめん。知らない…」
タケミチ「えぇ?!じゃあやっぱり風邪とかなんですかね…それなら休むよう言わないと…」
…私なんだよね…風邪引いてるのは…
あなた「うん。そう言った方がいいかも…じゃあね…もう遅いし…」
タケミチ「急に呼び止めてすみません!ありがとうございました!」
そうして私はまた歩き始める。
…三ツ谷くん…元気ない…か…
柚葉さんと何かあったのかな…







































そして家に着いたのは…10時半を過ぎていた。
あなた「ゼェ…ハァ……死んじゃう……」
私はパジャマに着替えて、ポカリを1口飲んでまたベットに向かった。
寒い……頭痛い…吐きそ…
あなた「ダメだ…出る…」
私は部屋のゴミ箱にお腹の中にあるものを全部出した。
でも…1日何も食べてないので、ほとんど出なかった。
あなた「ハァ…ハァ…やばい…」
私はゴミ箱の袋を結んでキッチンに行ってまた1重袋を被せて捨てた。
そしてまた、ベットに入った。
あなた「寒…い…よ……」
その時私の目からは一筋の涙が流れた。








































昨日でた新作🍑🍓←果物は意味無いです。
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