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第1話

転生してみる?
12,322
2021/07/29 06:42
「あんたなんか産まなきゃ良かった!!なんであんたは…!!」
母親の罵声の後私は意識を手放した。
最後に見たのは母が握っている血がついた包丁だった。








































































































神ちゃん「あれまぁ〜。珍しいお客さんだね。」
あなた「え。誰?」
神ちゃん「なんとあなたの前にいるのは神様なのだよ!」
あなた「神様…?」
神ちゃん「そうそう!気軽に神ちゃんとでも呼んでよ!というかさ!あなた今死にそーになってるの!分かる?」
あなた「え…え…?マジですか?」
神ちゃん「そーなの!あなたの母親があなたを包丁で刺した。でも幸いあなたは死んではいないの!」
あなた「死んでないの…?なら死んだ方がいい…!」
神ちゃん「そんな事言わないでよ〜。だからさ。もう1回人生やり直してみない?」
あなた「人生を…?」
神ちゃん「やり直すって言い方は違うか。要するに転生するの!でも当然リスクもあるよ!」
あなた「転生って…意味が分かんないよ…!」
神ちゃん「まぁまぁ落ち着いてよぉ!なんかさ最近好きなアニメとか漫画とか…ゲームとか好きなのないの?」
あなた「え…?……私…東京リベンジャーズ好き…。」
神ちゃん「分かる!!おもしろいよね!なら東京リベンジャーズの世界に転生する?」
あなた「いや?え?」
神ちゃん「私すんごく優しいの!だからあなたを東京リベンジャーズの世界に送ってあげる!まぁ…漫画の世界に入るってだけで登場人物に会えるかは分かんないけど!」
あなた「今私が死にたいって言っても…?」
神ちゃん「そんなん私が殺せるわけないじゃん!死にたいなら元の世界に返すよ?でも東京リベンジャーズの世界に君が幸せになるかは君次第だよ。だって私ができるのは転生するって事だけだよ。」
あなた「…。」
神ちゃん「転生していい事があるとは言わないよ?でもこの際死のうとしてる人生をちょっとでも幸せを感じで死ねるなら損はないと思うけどね。」
神ちゃん「それに君すごいいい子だし。…母親の虐待に耐えて学校にも通ってたんだから。でも自分自身幸せが分かんないなら行こうよ?そして幸せ感じたら死ねばいい。」
あなた「…転生…する。」
神ちゃん「そうこなくっちゃ!!じゃあ幸せになってきな!私が手伝えるのはここまでだけどね!」
そうして神ちゃんは私に手を向けた。
あなた「…ありがと神ちゃん…」
神ちゃん「いいてっことよぉー!」
お礼を言って私は神ちゃんの手を握った。

























その瞬間







































私たち二人は光に包まれた。

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