第3話

助けられたのは推しでした。
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2021/11/13 06:37
三ツ谷「大丈夫か?怪我とかない?」
あなた「…ない……です。」
転生して登場人物にこんな早く会えるなんて思ってなかった…。
しかも1番好きなキャラだ…。
あなた「あの…ありがとうございました。」
三ツ谷「あぁいいよ。てかこんな所に1人でどうしたんだ?危うく連れてかれるところだったんだぞ?」
……怒られてる?ちょっとムッてしてるから怒ってるの…かな?
でも…転生してきましたなんて言えないし…。
あなた「ちょっと…日向ぼっこ?」
三ツ谷「日向ぼっこ?気をつけろよ?この辺不良多いから。」
三ツ谷くんも不良…だよね?
あなた「ごめんなさい…。」
三ツ谷「いや怒ってるわけじゃないんだ。今度あーゆう事がないようにな!」
三ツ谷「俺そろそろ行くわ!次はあーゆうのに会わないようにしろよー!」
そうして公園から走って行ってしまった。
































あなた「はぁぁぁぁぁぁぁ…」
ほんとに怖ったかったな…。
三ツ谷くんが来なかったら…絶対ヤられてたよ…。
嫌って言えるようにしないと…。
それに…今の世界と前の世界じゃ多分私も何かしら変わってるのかな…?
そんな事を考えたのでリュックの中を見てみると、教科書とノートに筆箱…。ガラケーに財布。あ。生徒手帳ある!
生徒手帳の中を見てみると、名前と住所が書いてあった。










3年1組
浅川 あなた
〇〇市△△町□□-□
あなた「私の名前…と住所だよね…?」
あなたって名前は同じだし、苗字が前と違うんだ…。あさくらって読むんだ…。
あなた「家に行こうかな…。」
そう言い生徒手帳を片手に住所を辿った。

























































あなた「ここ…?」
そこは…4階建てのマンション?アパート?
私の書いてある住所の部屋に向かうと「浅川」と表札があり、間違いないと思った。
カバンをよく見ると鍵が入っていたので入れるんだろうけど、、
誰かいないか不安…。
人生そのままで両親いたりしたら私は自殺とか多分する…。
だから…もし…いたら…。
でも入らない訳にはいかないし…。
あなた「入って決めよう…。」
恐る恐る鍵を差し込んで家の鍵を開けた。






































入ってみると誰もいなくて、多分だけど私だけ住んでるみたい…。
家の中をよく見ると、テーブルの上に紙が置いてあって「ここは君1人の家だよ!食費とか教育費とかは全然気にしないでいいよ!お小遣いとかなら定期的に送るねぇー!神ちゃんより☆」
あなた「…神ちゃん…。」
どこまでお人好しの神様なんだろ…。
私みたいな人は沢山いるのに…。優しい人だ…。
ここまで来たら神ちゃんに与えられた2回目の人生…。



















あなた「幸せにならないとね…。」





























































































名前・浅川 あなた(あさかわ あなた)
年齢・15歳(中三)
誕生日・11月27日
両親から虐待を受けていて、母親に刺されて死にかけて神様(神ちゃん)に出会い2度目の人生幸せになって欲しいと言われ、大好きな東京リベンジャーズの世界に転生!!
転生したと思えば、不良に絡まれ、三ツ谷に助けてもらった。そこで、自分は「嫌」と言えないことに気づく。
そうして2度目の人生を幸せにするためあなたは日々を過ごすことになった。

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