第18話

朝ごはんはパン?ご飯?
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2021/08/09 11:51
三ツ谷「朝飯食べるか?」
あなた「…いただきます。」
すごい手際がよく包丁持ってる…。
ルナ「あなたちゃん!髪結んで!」
マナ「結んでー!」
あなた「いいよ〜。こっち来てね。」
まぁ…夢のことはおいといて私は目の前の天使ちゃんを可愛がろ…。






























三ツ谷「できたぞー。」
「「「はーい!」」」
呼ばれたのでリビングに行くと
カリカリに焼いたトースト、綺麗に半熟の目玉焼きとハムが用意されてた。
ルナ・マナ「いただきまーす!!」
パクパクと食べてる天使は可愛すぎる。
私も妹とか欲しかったなぁ…
三ツ谷「あなた…?食べないのか?」
あなた「え…!食べます!」
三ツ谷「wwどーぞ」
あなた「いただきます!」
トーストをかじるとカリカリでほんのり小麦の匂いがする。
あなた「うまぁ〜…。」
三ツ谷「簡単なもんばっかだぞ?」
あなた「私。いつも朝ごはん食べないんだよね。食欲なくて。」
三ツ谷「だからあんなに細かったのか…」
あなた「ん?」
三ツ谷「いや。なんでもない。」
あなた「そう…?」
三ツ谷「この後のことなんだけどさ。あなたの家に送るんだど、俺の服じゃ大きいよな…」
あなた「うん…。ズボン落ちてくるんだよね…。」
三ツ谷「じゃあめんどくさいけど、また浴衣着て帰らないとな…。悪ぃな。」
あなた「全然謝んなくていいよ!三ツ谷くんの服洗濯して返すね。」
三ツ谷「そのままでいいぞ?」
あなた「申し訳ないよ…。学校の時に返すね。」
三ツ谷「…そうか。じゃあ頼むわ。」
あなた「うん。」
そして次は目玉焼きを食べ始めた。
三ツ谷くんはいいお嫁さんになるだろうなぁ…。















































三ツ谷「じゃあ俺の部屋で着替えてな。」
あなた「何から何までありがとうございます…。」
三ツ谷「お前は悪くないんだよ。俺が好きで送りたいだけだし。」
あなた「でも…朝ごはんも祭りも…。」
三ツ谷「俺がいない時ルナマナ見てくれたからいーの。」
トンと額を指でつかれた。
あなた「んぅ…それにしたってなんか…」
三ツ谷「いーから着替えてきな。」
そして私は三ツ谷くんの部屋に強制に入らされた。
三ツ谷くんは…ずるいよ…。
だって祭りも奢ってくれて朝ごはんも布団も貸してくれて…。
私がルナマナちゃん見てるだけじゃ割に合わないのに…
あなた「なんでそう優しいの…。」








































































着替え終わって部屋を出ると三ツ谷くんがドアの横で待ってた。
あなた「わっ?!?!」
三ツ谷「お。着替え終わったか。」
あなた「びっくりした…。」
三ツ谷「あなたこの後時間あるか?」
あなた「え?」
三ツ谷「家送ってたあと時間あるならちょっと付き合って欲しい所があるんだ。」
あなた「?特に用事とかはないけど私でいいの?」
三ツ谷「あなたがいいんだ。行けるならそろっと家に送る。」
あなた「うん?」
どこ行くんだろ?
私じゃないと行けない場所?
え…分かんないな…
あなた「どこ行くの?」
三ツ谷「ちょっと着くまで秘密。」
あなた「えぇ〜…教えてよ…!」
三ツ谷「wやーだ。」
薄く笑う三ツ谷くん…
八重歯がすごいかっこいいです…

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