第2話

転生したら東京リベンジャーズ
10,840
2021/07/29 13:13
光に包み込まれた後、目を開けるとそこは公園だった。
そして神ちゃんの手を握ってたはずなのに、神ちゃんはいなくなってた。。
…本当に転生しちゃったんだ…。
自分の格好を見ても、どこかの学校の制服で、背中にはリュックを背負っていた。自分の手を見ても、母に刺されたお腹も傷はなかった。
あなた「……転生しちゃった。」
頬をつねっても痛かった…。
























































不良「なーに突っ立ってんだァ?そこのネーチャン?」
顔をバッと上げてみると、怖い顔をした不良が3人。
高校生…?
私はおそらく中三…。年齢でも…体格でも負けてる…。転生してすぐにこんな事が起きるなんて…。
不良1「よく見てみれば可愛いじゃぁん」
私の肩に手をのせてくる不良はタバコ臭かった。
不良2「おじょうちゃん暇なら俺らと遊ばなァい?」
あなた「………………。」
不良3「何も言わないって事は…いいって事かぁ?」
嫌なのに…声が出ない。
そして分かった。私が声が出ない理由。
































母親や父親のせいで……やだって言えないんだ…。
やだって言ったら…殴られるから…。
だから返事は決まって「はい。」だけだった。
殴られるのが怖い…。
だから…抵抗なんて私にはできないの?
抵抗しないと…この世界で幸せなんてなれないのに…。
お願い…お願い…。言ってよ…私…。やだって…。
不良1「じゃあ行こっか?おじょーちゃん♡?」
このままだと連れて行かれちゃうッ…!
誰か…ッ!!












































































「おい。嫌がってるだろ?」
不良1「あ?」
「そんな青い顔してる奴が、好き好んでお前らの所行くわけねぇだろ。」
不良2「うるせぇよ!!」
不良が拳を振り下ろしたのに…。その拳を受け止めていた。
銀髪で…でもちょっと紫ぽいのかな。あと大きいピアスをつけてる男の人。
見たことがありすぎる…。
「ちょっと目。閉じてて。」
あなた「え…?」
言われた通りに目を閉じると、
「グアァァ!」
「ゲホッ!」
「ブベヤラァッ!!」
…なんかめっちゃ聞こえる…?


















「いいよ。もう目を開けて。」
目を開けると、私をナンパした3人は地面に倒れていた。
そして助けてくれた人を見て確信した。








































































































三ツ谷くんだ…!

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