第55話

月曜日は…学校休む…
5,211
2021/09/28 11:01
チュンチュン チュンチュン
あなた「………………。」
具合悪い…
昨日の夜…すぐ寝れたけど…
頭が割れそ…あと体重い…あー…
今日学校休もう…かな…
あなた「…イト……辛いよ…」
イトを抱っこすることもできない…撫でるともふもふ…
時計を見ると朝の7時半…
いつもこれくらいに三ツ谷くんが家に来てたな…
でも今日…もう来ないから…
あなた「とりあえず…電話…」
私は自分の携帯で学校に連絡した。


























































































































あなた「はぁぁぁぁ…だらしないな…こんな体弱いわけじゃない…のに…」
なんなら前世なんて風邪ひいても気合いで治してたし…なんならアザとかの方が消えなかったな…
体温計を使ってまた熱を測ると

















あなた「本当に下がらないな…」
「38.8℃」
文化祭にミニスカートの赤ずきんに…たくさんの人いたし…風邪もらっちゃったんだ…
食欲も…ないや…気持ち悪いし…多分吐いちゃう…それに…咳が朝から酷いし…
そうして私はまた具合が悪くて寝た。
※ちゃんとイトにご飯はあげました














































































































千冬「あ、起きました?」
あなた「ん……え……」
千冬「あぁ…!起きなくていいですって!具合悪いんすよね!」
あなた「なんで…いる…の?」
千冬「いや心配だったんで学校帰りに来たんすよ…!そしたら家の鍵空いてて入ったら死にそうになってるあなたさんいたんですよ。イト助け求めてたし」
あなた「そっか……風邪ひいてるから帰った方がいい…よ?…うつったら嫌でしょ?」
千冬「?あなたさん俺の他に誰か家に来てたんじゃないんですか?」
あなた「え…いや寝てたよ…?」
千冬「そう…すか?」
ポカリを渡してくれた千冬…でもなんか不思議そうにしてた…
あなた「どうしたの…?」
千冬「いや…俺入った時…玄関に袋あって」
あなた「袋…?」
千冬「なんかポカリとか熱さまシートとか…ゼリーが入っててそれってあなたさんが置いといた奴すか?」
あなた「え…私昨日…夜コンビニ行ったけど…ちゃんと冷蔵庫に…片付けたはず…」
千冬「じゃあ誰かがあなたさんにお見舞い来てたんすねw麻弥さんですかね…?」
あなた「あー…そうかも…携帯に麻弥から来てた…」
麻弥からたくさんの電話がかけられたあとが…
千冬「飯食います?」
あなた「…おにぎり1個だけ…」
ぶっちゃけ食べれるほど具合よくないけど…
あなた「ごめん…千冬…吐くかもしんない…」
千冬「病院行かないんすか…?はい…袋…」
あなた「行くのが辛い…」
ちびちびとおにぎりを食べるけど…もう無理かも…
千冬「あなたさん俺また今日の集会終わりにここ来ますね…死んでたらやだし…」
あなた「死んでないって…」
千冬「熱さまシートつけます?」
あなた「…頭痛いから…無理…」
千冬「…マジで治してくださいよ…?」
あなた「分かってるって…」
千冬「じゃあ俺行きますよ?ちゃんとよく寝てくださいね?」
あなた「言われなくても…寝てばっかりだよ…」
…その後千冬は集会があり、家からいなくなった。
あー…ダメだ…
…おにぎりを全部袋に出して、うがいしてまたベットの中…
あなた「あー…気持ち悪…」

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