第14話

夏祭りといえば…わたあめじゃない?
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2021/08/04 22:20
武蔵祭り当日。
麻弥と一緒に買った浴衣を着て、髪の毛はお団子にしました。
初めて着た浴衣は白がベースで青い花や蝶々の模様がある。正直…すごいお気に入り。
前世はオシャレできなかったので、家の鏡で感動してた。
三ツ谷くんが待ち合わせ場所にした武蔵神社の鳥居の前で時計をチラチラ見ている私は不自然に見えないよ…ね。
三ツ谷「おーい。浅川〜!」
あなた「!」
三ツ谷くんの声がして時計から顔をあげると、三ツ谷くんの手には小さい女の子が2人…!
あなた「か…か…かわいい…!」
三ツ谷「こいつらが俺の妹の」
ルナマナ「美人すき〜〜〜〜♡」
ギュッと抱きしめてくれた妹ちゃん2人。
やばい…。妹に欲しい。
あなた「こんばんわ…!浅川あなたって言います!」
ルナ「私ルナ!」
マナ「マナ!」
あなた「ルナちゃんマナちゃんよろしくね…!」
ルナマナ「うん!あなたちゃん!」
ほっんとに可愛い。三ツ谷くんに似てお顔が大変綺麗です。
三ツ谷「じゃあ屋台まわっぞ〜」
ルナマナ「おぉーー!!」
そして2人は私の手を握って歩いてくれます。
ルナちゃんはツインテールで、マナちゃんはツインお団子。
あなた「何食べたいの?ルナちゃんマナちゃん?」
ルナ「わたあめ食べたーい!」
マナ「わたあめ〜!」
あなた「じゃあわたあめ食べに行こっか…!」
三ツ谷「………………………。」
ルナ「!」
するとルナちゃんは私の手を離した。ありゃ…。嫌われたかな…
ルナ「お兄ちゃん。あなたちゃんと手繋ぎたいの?」
三ツ谷「は?」
あなた「え?」
ルナ「だってルナとマナがあなたちゃんの手を繋いでるとじーと見てる!」
マナ「見てた〜!」
ルナ「ルナはお姉ちゃんだから譲ってあげるよ!その代わりお兄ちゃんの手を握る。」
あなた「ルナちゃん…??三ツ谷くんは多分手は見てないんじゃ…」
三ツ谷「ありがとな。ルナ。」
するとルナちゃんが握っていた方の手は
ゴツゴツした三ツ谷くんの手に握られていた。
私は手を繋がれて…今脳内がパニックになってるのに…ルナちゃんの頭を撫でてる余裕の三ツ谷くん。
三ツ谷くん…!
三ツ谷「じゃあ行こうか…!」
ルナマナ「おぉー!」
あなた「おぉ〜〜…」





今の手を繋いでる構成はこんな感じ。
マナ あなた 三ツ谷くん ルナ












































三ツ谷「わたあめ3つ」
「あいよ!」
クルクルと割り箸にわたあめをできるのをキラキラとして見てるルナマナちゃん…!
けどね…。わたあめ屋来る道中が私にとってはあれだったよ…。
三ツ谷くん歩いてる時に急に手をギュッて握る事があってそれにずっとビクビクしてた…。
絶対三ツ谷くんわざとだよ…。
三ツ谷「ほら浅川」
三ツ谷くんの手にはわたあめが握られていた。
美味しそう…。ふわふわだぁ…!
あなた「お金今返すね…!」
三ツ谷「俺が誘ったから俺の奢りー。」
あなた「え…でも悪いから…」
三ツ谷「浅川がいらないなら食っちまうぞ?」
あなた「い…いる!」
三ツ谷「wほら。」
三ツ谷くんから貰ったわたあめはふわふわで雲みたい…。
あなた「三ツ谷くん。いただきます!」
三ツ谷「どーぞ。」
1口食べればスっと口の中でなくなって甘い。
あなた「三ツ谷くん美味しい…!」
三ツ谷「よかったな。」
食べてる時も手を離してくれないのは…三ツ谷くん暑くないのかな?








































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すっごい嬉しいです!!
これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!
お気に入りも沢山ありがとうございます
もちづき



































































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