第45話

文化祭かぁ…
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2021/09/14 11:36
キーンコーンカーンコーン
麻弥「いやぁ…今年の文化祭楽しみになってきたね〜」
あなた「そう?学級の出し物なんて展示会みたいな感じだったよ?」
さっきの授業では、文化祭の出し物を決めた。
自分達が作ったり描いたりした物を展示する。それだけだった。まぁ…基本は1日授業がなくて学校内をまわれてるだけなんだよね。
麻弥「えぇ?学級よりも!私達が目立つ時なんだよ?!」
あなた「目立つ?」
麻弥「手芸部とかの文化部が…この学校の文化祭を盛り上げてるんだよ?!あなた!!」
あなた「…へぇ…すごいね……」
麻弥「という事で♡」
あなた「え?」



































ガシッと両肩を麻弥に掴まれた。
ギラギラしすぎてる目が近づいてくる…嫌な予感…





























































麻弥「私のモデルなってくれるよね♡」

あなた「無理です!」
麻弥「拒否権あると思ってるの?」
あなた「欲しいなぁ…なんて…」
麻弥「よーし!こうなったら部室行こっか!!サイズとかも計んないとだし!」
あなた「え…あの麻弥さん…」
麻弥「ほら行くよ?」
あなた「いや私の話を((」
麻弥「レッツゴー!!」
………私の意見は…?

























































三ツ谷「よう。麻弥の今年のモデルはあなたなんだな」
あなた「快く引き受けてないんだけど…」
麻弥「あなた〜腕あげてみて?」
部室に連れてこられると、早速サイズというサイズを測れた…
あなた「せめて…もう少し痩せてきていい?」
麻弥「ダメ!サイズこれ以上小さくはしないでね?」
あなた「えぇ…」
三ツ谷「wwwまぁ本当に手芸部は文化祭に盛り上がるからなw」
あなた「何するの?」
三ツ谷「手芸部1人1人が作った衣装とか着て校舎まわんだよ。で、最終的にはランキングをつけるんだよ。生徒一人一人が投票してな。で、1位には手芸部限定のぬいぐるみが貰えるわけ」
あなた「ぬいぐるみ?!」
麻弥「ふっふっふっ…今年の手芸部は強いよ…なんてったって三ツ谷が部長なんだからぬいぐるみの出来も完璧…!」
三ツ谷「やめろよそんなハードル上げんなって…まぁ景品は手芸部で作り上げたものかも知んねぇけどあくまで手芸部の個人種目なんだからな。俺が優勝するし」
麻弥「はぁぁ?モデルであなたの事もスカウトできない奴に言われたくないし…!!」
三ツ谷「うるせぇ!!」
あなた「ねぇ?麻弥腕下ろしちゃダメ?」
麻弥「あなた一緒に優勝しようね?!」
あなた「ぇ…ぬいぐるみ欲しい!!」
麻弥「うん!釣られてくれてありがとう!←」
三ツ谷「…俺が優勝するからな。」
麻弥「いやいや部長に負けないしぃ?」
三ツ谷「は?」
麻弥「何?」
あなた「麻弥そろそろ本当に腕が…」
バチバチと敵対してる2人の間には空気を読まなかったあなたであった。

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