第9話

休憩時間
185
2018/12/21 11:03
HR終了のチャイムがなり、紫音と愛が

私の席に来てくれた。
一時間目ってなんだっけ?
紫音
数学。
うっ、私五教科の中で一番苦手な教科だ…
あなた

私…ついていける自信ない…

一週間以上休んでいたし。

久しぶりの授業が数学って…
敦也
大丈夫!俺が教えてやるから!
敦也は胸を張って言ってくれた。

でも愛が呆れながら言う。
敦也 頭悪いじゃ~ん笑
そうなんだ…

やっぱり彼のこと全然わからないな…

私は少し取り残されたような気持ちになる。
敦也
別に普通だから。
敦也は拗ねたように言う。

それが可愛くてつい私は笑ってしまった。
あなた

ふふっ…

敦也
え、ちょっ、笑わないで笑
あなた

ごめん、つい笑笑

彼といると心が暖かくなるような気がする。

ずっとこんな感じだったのかな
ねえ紫音。
ふたりいい雰囲気だね。((小声
紫音
うん。記憶喪失だと思えない。((小声
私はふたりが小声で話していることに

気がついた。
あなた

何?ふたりで話したりして。

んーん!なんでもないよ!
ね?紫音っ
紫音
うん。
すごく気になる。

そうして四人でずっと話していると

あっという間に時間が過ぎ予鈴がなる。

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