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2021/06/28

第2話

#2
姫様は警戒心が昔から弱い。
誰にでも「好き」と簡単に言うし、知らない人にも優しく接する。
飴をあげたら喜ぶらしいし、親に抱きしめて貰った時などは特に嬉しそうで純粋な笑顔をする。
心の底から、どうしてあんなに自然に可憐な笑みを浮かべれるのかと疑問に思った。
私は昔から良い扱いを受けて生きて来てはいなかった、街を歩くと笑われて、生きているだけで隣人などから暴言を吐かれる。
当時も今でも他の奴隷達に笑われている。
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奴隷
奴隷
姫様、お夕食の準備ができました
姫
はーいっ‼︎今行くねっ‼︎
姫
あ、今日のご飯なーにっ?
奴隷
奴隷
今日は鮭のムニエルとオーガニックサラダです
姫
はえ〜…またオーガニックサラダぁ?
奴隷
奴隷
はい
姫
嫌だな〜…キャベツ嫌い…
奴隷
奴隷
早く行かないと親御様からお叱りを受けますよ
姫
あっ‼︎そうだったそうだった‼︎早くいかないと〜💦
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-食事-
姫
ん〜‼︎この鮭のムニエルっ、美味しい〜💕
奴隷
よかったですね姫様
食事中は奴隷も少しだけなら姫や王や女王と小話を挟むくらいだったら許可をされている。
楽しそうな時間だ、美味しそうな食事だ。
私の頃は良い飯を食べても悪い飯を食べても楽しくなかったし、美味しいって感じた事は無かった。
昔から隣人から暴言を吐かれるのだ、良い飯を食べても悪い飯を食べても生きていたら怒鳴られる。
母と父はプレッシャーを抱えていたが、私に学費や食費、生活費など最後まで尽くしてくれたので恩を返して少しでも楽にさせてやりたいと思い、頑張って勉強して奴隷になった。
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-そして少し経ち1年後-
姫
メイ‼︎私、あそこの教会の女の子に会いに行ってくるね‼︎
姫が少し大きくなって危険も少なくなって来たので、外出が過度では無ければ自由な状態になった。
奴隷
奴隷
お気をつけていってらっしゃいませ
姫
うん‼︎
姫は最近、宗教の娘と友達になった。
確か名前をウォーカーとかいったか?
姫にはあまり近付いては欲しくはない、だが、会うなとキッパリ言うと姫が泣いてしまうかもしれないので我慢をした。
近付いて欲しくない理由は、昔、赤ん坊で見た時には少し成長していて、兎などを殴り殺める、花を踏みにじって遊ぶなど意味不明な行為を繰り返しているという話を耳に挟み、あまり良い奴という記憶がないからだ。
ウォーカーには姫の人生を脇立たせる様な脇役的立ち位置にいて欲しいのだ、親友にもなって欲しくない。