前の話
一覧へ
次の話

第2話

2
120
2022/03/09 13:57
yh side
(キス事件?がきっかけではじめくんとお付き合いすることになった。付き合っても予約癖はそのままだった。最初のうちは気づかなかったが、次第に彼の予約が、自分に対する独占と他の人への牽制だと気づいた。お菓子とかは譲っても、他のメンバーがプライベートで俺と約束しようとしたときは、「だめ、俺最初! 」と言って譲ろうとしなかった。そのときは自分がダメですよって注意して、彼が渋々納得するのがいつもの光景になっていた。
彼と付き合って思ったのだか、まあよく自分を手に入れるために、多くの予約票を自分に送ったものだと思った。こんなに甘やかされ、愛されたら誰でも好きになってしまうだろう。
付き合ってから数ヶ月経って、そういう行為をするときも彼は予約って言葉が正しいかわからないがそれをしたがった。「ここ触ってもいいですか? 」と聞かれ、首や肩、ふとももや耳あらゆるところを触られ、キスをされふやけさせられた )

hj「ようへいくん、いい? 」



yh「挿れてもいいすよ……// あとはじめくんに触られるならどこでも気持ちいいのでたくさん触ってください……// 」



hj「そんなこと言われたらもう止まらないよ? 」



yh「いい……よ// 」

yh side
(それから1年経って、彼から結婚しようと言われた。彼のことは好きだったがそれだけは絶対断ろうと思った。彼の重荷になりたくなかったし、彼が誹謗中傷されたり、好奇の目に晒されてたりして傷つくのを見たくはなかったので、何度言われても「ダメです 」と言って断った。そしたら彼が「登録者2000万人いったら結婚しましょう 」と予約をしてきた。俺はその問いに肯定も否定もせず「そうですか」とだけ返した )

yh side
(その後何年か経ち、彼は登録者2000万人という目標を達成した。俺も達成した瞬間を見ていた。本当にすごい方だと尊敬したし、この人の元で働けてよかったなと思った。その日の夜、彼に2人で話がしたいと言われたので、彼の家に行った )

hj「ようへいくん、2000万人いったよ? 」



yh「改めておめでとうございます。はじめくんはやっぱりすごい人ですね 」



hj「そんなことないよ。あっ、そういえばあの予約って有効? 」



yh「あの予約って? 」



hj「ようへいくんのこと誰よりも幸せにします。結婚してください 」

そう言うとはじめはようへいに指輪を差し出す。ようへいはそれを見てぼろぼろと涙をこぼしながら、ふんわりと笑った。

hj「ちょっとようへいくん!? どしたの? 」



yh「そんな前のこと覚えてたんだって思ったら、申し訳なさと嬉しさと驚きがごっちゃになってしまって……// 」



hj「そうなんすね…… 」



yh「予約に関してなんすけど……、あれはもう無効です 」



hj「えっ…… 」



yh「そのかわり僕から予約させてください……// その僕と結婚してくれませんか?// 」



hj「……もちろん! よろしくお願いします// 」



yh「僕の方こそよろしくお願いします// 」

yh side
(それからはじめくんは予約をしなくなった。










だって俺たちの愛にはもう予約は必要無くなったのだから )

プリ小説オーディオドラマ