私が買われてから一週間ほどが経過した
私は最近主に部屋の掃除や洗濯物などを洗ったりといろんな事をやっている
だがまだ出来ていない事がある…
最初に言っていた私の血をルークに吸わせる事が出来ていない
誰でも初めてする事には抵抗があるだろう…
人が死ぬのを見るのは嫌だった。だから私はルークに血を与える事にした
いいタイミングでルークが来てくれた
つい食い気味で答えてしまった
ドサッ!🛏
ルークは私の事をベッドに押し倒した
ペロッ…ガブッッ!
ルークは私の首筋にその鋭い歯をくい込ませた
体から血が抜かれて行くのが微妙に感じられる…
私は血を吸われた途端体の力が抜け、そのまま眠りについた
ルークは少し焦りながら私の口元に手を当て息の流れを確認していた
私が目覚めたのは翌日の深夜だった…
そう言って私はいつもよりだいぶ遅く家事に取り掛かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。