第2話

俺実は…
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2020/03/29 11:00
●煉獄さん視点です!!
煉獄さ〜んと犬のようにこちらへ走ってきたのは竈門少年だ。
あぁ、愛いなぁ…
俺と炭治郎は少し前から恋仲である。
列車での任務はたった一晩のことだったが俺は炭治郎に心を奪われた…
それからというもの炭治郎にアピールしまくりついに恋仲になったということだ!!
杏寿郎
あぁ、どうした竈門少年!!
すると炭治郎から笑顔が消えた…
炭治郎
あの、実は俺好きな人ができてしまったんです…
炭治郎の言葉を聞いた瞬間息が止まるかと思った…
いや、少しだけ止まったのかもしれん。
杏寿郎
少年…それはどういうッ…ん?…ん゙ん゙?!
炭治郎の顔を見て、なるほど!!
思い出した…宇髄から聞いたが今日はエイプリルフールという嘘をついてもいい日らしい。
そして炭治郎は嘘をつくのが下手で変顔をしてしまうことを煉獄は知っていた。
そして目の前にいる炭治郎はまさにその顔だ…
炭治郎
すみません急に…
杏寿郎
(よもや…まぁいい…少しだけ遊んでみるか!!)
杏寿郎
そうか…ならば俺は身を引くとしよう。
炭治郎
えっ、
杏寿郎
うん…?他に好きな人ができたのだろう?
俺は君が幸せならそれでいいんだ、だから俺は身を引こう…
炭治郎
(どうしよう…ちょっと嫉妬してくださるだけで良かったのに…やってしまったァァァ)
炭治郎
えっ、えっとあの…
炭治郎の目には少し涙が浮かんでいる。
あぁ愛いなぁ…
そろそろやめるとするか…
杏寿郎
しょうねん゙ん゙…
ドンッと炭治郎が抱きついてきた…
炭治郎
ずみ゙ま゙ぜぇーん゙
泣きながら謝ってくる。
杏寿郎
(ん゙ん゙っ可愛すぎる…)
炭治郎
煉獄さんを試そうと俺っ嘘つきましたァァ(泣)
本っ当にすみませぇぇん…
俺煉獄さんが大好きですっ煉獄さん以外を好きになるなんてありえません!!って何故笑っているんですか?!
杏寿郎
いや…‪w‪wあまりにも嘘をつく少年が可愛くてなぁ…‪w‪wくくっ…‪w‪w
炭治郎
嘘だって分かっててあんなこと言ったんですか?
酷いです…
杏寿郎
ん?それは少年もだろう。
炭治郎
うっ…それはそうですけど…ってんん゙…
煉獄は炭治郎の唇に自分の唇を押し当てた。
炭治郎
んっ…んんっ…ふぁっ…ゃ
炭治郎が口を開けたと同時に煉獄の舌が炭治郎の口内を弄び出す。
クチュッ…レロッ…
炭治郎
れんごくさ…ひゃっ…んっ…んん゙…れ…れんごくひゃん…
杏寿郎
愛いな…
炭治郎
えっ…ちょっ…ん゙…れん…れんごくひゃんっ…
杏寿郎
どうした炭治郎?
耳元で囁かれ炭治郎は腰を抜かした…
炭治郎
ひゃぁっ…(ゾクゾクッ)
杏寿郎
よもや…少しやりすぎたか…
杏寿郎
少年!!後で俺の屋敷に来るように!!
続きはそこでな(ボソッ)
炭治郎
ひゃっ
杏寿郎
ではまた後でな!!
炭治郎は酷く後悔するのであった…。

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