第33話

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1,015
2020/06/10 18:00

今日もA組の教室に入り席に座ると…

この子がいるんだ

僕の席に毎回毎回、君はロンジュンの彼女だろ!

なんて思いながら隣の席に座る



🌹「おはようドンヒョク」

☀「おはよう~」

🌹「怒んないの?」

☀「美しいロンジュンのお姫様は怒れませんよ~」

🌹「普通に友達として話してよ」

☀「友達なの?」

🌹「友達でしょ!3年生になってからはいつも一緒でしょ?」

☀「確かに…」

🌹「なら、土曜日にロッテワールド行こ」

☀「別に予定ないけど…ロンジュンは?」

🌹「誘ってないけど?」

☀「はぁ…もっと意識を…あ」



もっと彼女としての意識持てば?なんて言いたかったのに…

何故かあなたとロッテワールドに行けるかもしれないのが

僕にはとっても嬉しいことだった

この気持ちには気づいたらいけないのに

僕は気づいてしまったんだ…



🌹「行くの、行かないの?」

☀「行くよ…」

🌹「やったぁ~!」

☀「お揃いの被り物でもしような」

🌹「うん☺」



花が咲いたような笑顔を見せるあなたが

可愛くて…綺麗で

なんでロンジュンなんだろうって思い始めた僕は

最低な奴だ

ごめんなロンジュン…僕はお前に負けたくない

奪いそうだよあなたのこと

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