どうやら僕の方が先に着いたみたいだ
チョンロの執事の人と少し会話をしていたら
相手の人が来たみたいで…あの人?なんかお嬢様感ないなぁ
なんて思いながらお店に入り
お店の人…相手の人…僕の順番で入った
席には左から座るけど先に相手の方に座ってもらった
🐭「あぁ…あの今日はよろしくお願いします」
🍓「そんなに緊張しなくていいよチソンくん」
🐭「えぇ?チョンロですけど?」
🍓「元からこのお見合い参加する気じゃなかったのよ」
🐭「はぁ…でもなんで来たんですか?」
🍓「友達に行かなかったら推しのコンサート1人で行くよ?って言われて」
🐭「あぁ~ㅋㅋ僕はゲーム買ってあげるってチョンロに」
🍓「あ、自己紹介しよっか?」
🐭「普通の僕でいいよね…パク・チソンですNCT高校の1年生です」
🍓「高校一緒だㅋㅋ」
🐭「ホント!?先輩だったら…」
🍓「大丈夫だよ同い年!私はA組のキム・イェリン」
🐭「お金持ちって大変だね…テーブルマナーとかお見合いとか」
🍓「私は今回のお見合いで最後だからいいよ」
🐭「大人になったらどうするの?イェリン」
🍓「家から出て1人で暮らす」
🐭「すごいね…」
🍓「チソンは決まってないみたいだね」
🐭「考え事が多くて大人の事は想像もつかないよㅋㅋ」
🍓「明日は学校だよね?」
🐭「…あぁ学校じゃん~」
🍓「クラス隣だしお昼休み会いに行くね?」
🐭「やったぁㅋㅋ」
🍓「ねぇカトク交換しよ?」
🐭「うん!」
カトクを交換してご飯を食べてばいばいした…
チョンロごめんね、僕には無理だったよ
お見合い相手に嫌われなかった
なんだろう…カトク交換できてめっちゃ嬉しいし
イェリンと話すと心地良い…ポカポカする
どうしたんだろう僕
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。