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第7話

6
隣町のショッピングセンター



藍と壱子は

ガラガラの映画館で


ハリウッド映画を観た
_藍@あい_
あい
はい
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
ありがと
藍はクレープを壱子に手渡す
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
あい兄、相変わらず
チョコバナナ好きなんだね
_藍@あい_
あい
チョコバナナが
一番美味いだろ
_藍@あい_
あい
食ってみ
藍から差し出された
食べかけのクレープに口をつける


甘い


クレープの
甘さは



壱子の好きな
いちごとは


対照的に感じられた


_壱子@いちこ_
壱子いちこ
食べる?
壱子も自分のクレープを差し出す

_藍@あい_
あい
大丈夫



藍がそう言うことを
壱子は知っていた




昔から





藍は




いちごが嫌いだ


_壱子@いちこ_
壱子いちこ
美味しいのに……
壱子は大きな口でクレープを頬張った



_大和@やまと_
大和やまと
藍と壱子の座るベンチの前で


数人から1人だけ取り残されたように
男子が立ち止まった
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
あ、大和
_大和@やまと_
大和やまと
なに?彼氏?
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
そうだよ
_大和@やまと_
大和やまと
俺とデートは?
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
しないよ



大和のストレートな言葉に

壱子は

わざと藍にくっついてみせた



_大和@やまと_
大和やまと
彼氏さん
いちこのこと
本当に好きなんですか
_藍@あい_
あい
好きだよ


そういって藍は
壱子のクレープを一口食べた


壱子は目を丸くして藍の顔を見る
_大和@やまと_
大和やまと
そう……
またね、
いちこ
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
うん
大和は壱子の方を向いてそういうと、
藍に会釈えしゃくして友人の後を追った
_藍@あい_
あい
誰?
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
隣町のやつ
_藍@あい_
あい
この前の
本当だったんだ
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
ううん、
断ってたから
あれはホラ吹き女のデマだよ
_藍@あい_
あい
ふーん、
いっちゃんがねぇ


藍は口元に笑いを浮かべた
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
なに?
_藍@あい_
あい
別にー
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
あい兄、
いちご食べたね
_藍@あい_
あい
やっぱ
あんま好きくないわ
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
えー
藍と壱子は
空いた
数年間を
埋めるように


近づく
藍は壱子の
口についたクリームを
そっと指でなぞる


藍の顔が近い

切長の目が壱子を離さない
_壱子@いちこ_
壱子いちこ
あい兄……?
_藍@あい_
あい
口直し
壱子の唇に
優しく柔らかい
藍の唇がつく

壱子は、
藍が急に
艶やかしく見えて
高揚した