第8話

手の温もり〜涼太ver.〜
8,051
2018/02/21 13:16
涼太
涼太
あなた?
どーしたの⁈
あなた
あなた
う、ぅっ…ぁ…
涼太
涼太
え、本当にどうした⁈
あなた
あなた
痛いの…!
涼太
涼太
なにがっ⁈
あなた
あなた
お腹…
涼太
涼太
あなた、もしかして女の子の日?
あなた
あなた
う、ん…
涼太
涼太
そっかそっか…。
女の子ってツラいなぁ。
あなた
あなた
りょ、た…。
痛い…。
涼太
涼太
あなた…⁈
ベッド行こう。運ぶから。
あなた
あなた
ありがと…
そして涼太は完全に弱っている私をベッドまで連れて行ってくれた。

私を横にさせるなり優しくお腹をさすってくれる。
涼太
涼太
ごめん。
こんな事しか出来ないけど…
あなた
あなた
そんなことない…
涼太
涼太
こうして寝れば痛くないよ。
ふわりとお腹を包み込むようにぎゅっとしてくれた。
あなた
あなた
ねぇ、ごめんね?
涼太
涼太
なんで謝ってんだよ笑
こーゆのは男がちゃんと分かってないといけないだろ?
あなた
あなた
最近…症状重くてさ。
涼太
涼太
うん。
あなたが無理してるのなんて知ってる。
あなた
あなた
涼太…。
涼太
涼太
でもいつも強がって全然弱音吐かないし。
あなた
あなた
そんなわけじゃなくて…
涼太
涼太
俺はあなたの事、全部受け止められる自信あるよ?
あなた
あなた
え…///
涼太
涼太
誰にも渡したくない。
俺以外の男見んの禁止。
あなた
あなた
はい///
涼太
涼太
わかったなら早く寝ろ///
あなた
あなた
じゃあ、お言葉に甘えて…
涼太
涼太
やっぱまだ痛むんじゃん…‼︎
あなた
あなた
大丈夫…
涼太
涼太
無理すんな。
ほら。いつでも側にいてやるから。
涼太の手の温もりが少しずつ私の生理痛を和らげていく。
あなた
あなた
少し楽になった…
涼太
涼太
そう?よかった!
じゃあもっと元気が出るおまじないね。
あなた
あなた
ん?
ガブッ…。

私の耳を噛んで言った。
涼太
涼太
あなたの女の子の日終わったら、続きしような…?
あなた
あなた
んっ…ふぅ///
涼太
涼太
まだ早いよ笑
やめて…?俺壊れちゃう。
あなた
あなた
続き、しようね…///
涼太
涼太
イケない事、身体でぜーんぶ教えてあげる。
…油断はできないよ?
あなた
あなた
わかった…///




女の子の日は最悪だったけど…

いつもよりドSな涼太にときめく私なのでした…

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