〈久野 火魅華〉
次の日私はベットの上で目が覚めた
ベットの上でも知ってるベットじゃない...
病院のベットだ...
んん...
起きたか?
氷華...?
お兄ちゃんは...?
...
氷華がなんも喋んない...
あぁ...ほんとにお兄ちゃん亡くなったんだ...
あの優しかったお兄ちゃんは...
もう居ないんだ...
火魅華...
ん?
泣いてるぞ
...
だって...
だってぇ...
分かってる...
分かってるさ...
いつまでも泣いてたら兄さんだって安心できないだろ
火魅華は強いんだからさ
氷華...
ありがと
そうだよね
私がいつまでも泣いてたらお兄ちゃん安心して天国行けないよね
お兄ちゃんが安心して天国行けるように泣き止まないと...
私、いつまでも弱くないから...!
あら、火魅華ちゃん起きたのね
先生...ありがとうございます
いいの...
それより火魅華ちゃんも気を付けてね
分かってます...
この病気の発症は何か分からないから
もし、少しでも体の変化があったらすぐに来てね
分かりました
氷華くんもよろしくね
分かりました
じゃあ気を付けてね
はい
ありがとうございました
帰るか...
あっ火魅華ちゃん
はい
これ..玲斗くんから
えっお兄ちゃんから?
お誕生日プレゼントだって
えっ...
ごめんね、私から渡すような形になっちゃって
いえ...
ありがとうございます
そう言ってもらったのはラッピングがしてある袋
お兄ちゃん...これいつ買ったんだろう...
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
小さな白雪姫
「この子を…守って欲しい。」 滝沢君から預かったのは… 『………………………』 家族に見捨てられた女の子でした
favorite 366,752grade 6,767update 2024/04/14 - ノンジャンル
私はいらない子…?【第二章】
https://novel.prcm.jp/novel/BH9Jh7FToh5pQRTyMjkH第1章 今まで家族からはいないも同然として扱われてきた私 そんな私はストレスからくる病気で倒れ、兄たちからは謝罪の言葉がたくさん 他人に心を開かなくなった私を兄たちは元に戻せるように努力して行く物語
favorite 6,024grade 1,886update 5日前 - ノンジャンル
私はいらない子…?
SnowManの一家に生まれたあなた 親はいなく、兄弟だけで暮らしている そんなあなたには双子の弟亮平が… 亮平は生まれつき体が弱く、よく体調を崩していた そんな亮平に甘々でべったりの家族 それに対してあなたは相手にされない 亮平の方が大事だから… だんだん壊れいくあなたの未来とは…
favorite 33,802grade 3,193update 6日前 - ノンジャンル
僕も大事にしてよ……
病弱な弟。 弟も大事なことくらい僕もわかってる…… でも少しくらい見て欲しかったな……
favorite 8,001grade 3,003update 2024/04/02 - 恋愛
密会は誰も居ない屋上で _ 🔞「 先生、この恋は校則違反です 」
「 ひぅ"ッ♡もぉ"ッむぃ゛誰か来ちゃうッ♡♡ 」 __ 明るくて面白くてしかも純粋な 💜💙💗🧡 が陰キャ(だがモテている) 💛❤💚🖤 に恋人(奴隷)にされるお話 。
favorite 3,048grade 2,562update 2024/04/03
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ホラー
魔法少女スターターセット 𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
「魔法少女スターターセットをあなただけに無料プレゼント!!」 とある日、こんなメールが届いた。 魔法少女?スターターセット??そんなものこの世に存在するわけがない。だって、魔法なんて誰にも使えないんだから。 ただのいたずらだと思っていたら、次の日の朝、スターターセットが届いていて…!? ※あまり、派手にはやらかしません(?)何かあれば💬まで。 表紙の箱が潰れているのは気にしないで下さい((
- 青春・学園
夏が終わる
夏休み終了直前、陽介と奈津は夏祭りに行った 楽しんでいると、突然目の前が真っ暗になり、気づくと日付が戻っていた ずっと夏休みにいられると喜ぶ陽介に対し、奈津の表情は暗く…………
- ミステリー
最後の審判
同窓会をきっかけに、小学五年生の頃の記憶が蘇る。…記憶の中の自分達は、神と契約してこの地にとどまる怨霊を祓っていた。なぜ突然記憶が蘇ったのか。自分達には何ができるか。謎は、紐を解くように簡単ではないのである。 ミステリー、ホラー、コメディ、トラジティ。要素は様々。あなたはどう見る? 表紙、その他イラストは私 (チャプターの数を数えています) 第一章 6年越しのプロローグ 始発 一話 不穏な同窓会 二〜十五話 記憶共有 十六〜 黒い影編 十九話〜二十八話 ロンドン橋の少女編 三十一話〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!