第3話

Study 3 : 家庭教師なのに……?
1,222
2019/10/30 13:14










樹side









どーも、桜井あなたの彼氏の田中樹です




なんかあなたがあたふたしてるんで

なんかあったんだろーなって思ってます





















「 どした、笑」


桜井『 ……じゅりぃ…わたしどうしたらいい…』


「 なにが、」


桜井『 樹はさ、私がいなくなったらどう思う?』


「 何急に。無理。生きていけないから死ぬ」


桜井『 ……笑』


「 聞いといて笑うのやめろ?笑」


桜井「 ごめ笑」





























女子「 ねえあなた!!!!」


桜井『 ん?なにー?』


女子「 なんかイケメンさんがあなたのこと呼んでるけど!」


桜井『 …………は、?』


「 あなたちゃーん、イケメンさんって誰のことかな、??」


桜井『 樹くんソンナカオシナイデヨ』


「 誰、あれ」


桜井『 ………………しりません。』



















桜井side









は、?なんで学校にあの人がいるの?


まって、まさか昨日聞かれたのって……



















『 …………あいつド変態か、?』


田中「 あなた……やっぱ知ってるんじゃん」


『 ちゃうて!あの人は…その…………』


田中「 その……?」


『 かっ、家庭教師……』



















いっ、、てしもた……


なんていわれるかな、



別れ告げられるかな……



















田中「 よかったー!!!!」


『 …………へ、?』


田中「 浮気してるのかと思った、笑」


『 するわけないじゃん!』









田中「 とでも言うと思った、?」



















………………へ、?


まって、やばい。

樹そういうの無理なんじゃん、


やばいってほんとに捨てられるかも……



















田中「 家庭教師ってことは男女二人っきりで部屋で勉強するんだもんね。
しかもイケメンと?へえ、何されるかわかんないね」




『 …………樹、怒っとる…?』


田中「 …………勉強なら俺が教えるのに…」←小声


『 え、?』


田中「 はあ、ちょっと行ってくるわ」




『 え?樹?!ちょ、、、』



















『 樹まってよ、ねえ、』


永瀬「 おーあなたちゃん、」


『 …………』


田中「 こんにちは。話は聞きました」


永瀬「 ええっと、?」


田中「 あなたの彼氏の田中樹っていいます」


永瀬「 あー彼氏さん。」


田中「 もうあなたの家行かないでもらえます?」


永瀬「 ははっ、笑 それは無理ですよ
こっちはお金もらってるんで」


田中「 ……チッ じゃあ変なことしないでくださいね。」


永瀬「 あなたちゃん、」


『 …………』


永瀬「 昨日のは内緒にしとくんやで~ ニヤッ」


『 なっ……//』


田中「 昨日のって何。」


『 なんもあらへんし!てか永瀬さん何しに来たんですか、?用無しなら帰って下さい』


永瀬「 あ、そうそう。これ」(紙渡す)


『 なんですか、?』(紙見る)




永瀬「 それ、俺の連絡先やから。なんかあったら連絡してな?
教科とかもそこで伝えるから」


『 ……わかりました』


田中「 …………。」









永瀬「 ほんならまたあとでな~」



















『 …………樹、あのねっ、』









(樹 → あなた 抱きつく)









田中「 あなた、俺から離れないでね、?」


『 …当たり前じゃん』


田中「 ……俺の事すき?」


『 …当たり前じゃん』


田中「 よかった……」



















チュッッ



















樹のキスと永瀬さんのキスは

何かが違った。






好きな人とのキスと、初対面の人とのキス。




同じ男の人のはずなのに。



















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