西畑 side
馬「おっす !おら悟空 !!」←
『いや誰』
馬「えっ 、知らないの ?!孫悟空だよ !!」
『うんそれはわかるで 、うん』
馬「じゃあなに ??」
『どこにモノマネするポイントあったん ??』
馬「そこにあった !!」←
『もうええわ』
こいつ 、ほんまにあほやなあ ………… ←
あ 、西畑です 。
今あなたのお迎えに来ました 。
急に大阪来るとか言うし 、絶対やばいよな 。
頭ん中どうなってるんやろ 。
1回くらい覗いてみたいわ ←
馬「西畑 !!西畑ん家どこ ?!」
『は ?またわからなくなったん ??』
馬「うん !!」
『 ………… そんな笑顔で言うことやないやろ』
馬「えーそう ??」
『はあ 、、こっち』
馬「はーい !」
『ちょっとまっといて 、今鍵開けるから』
馬「はやくはやく !!二宮様拝みたい !!」
『はいはい 、わかったから 。1回落ち着き ??』
馬「え 、むり !!」←
『あ 、開いたで』
馬「わーい !!!!」
『 ……………… 絶対幼稚園児や』← 大正解
馬「あ !ソファ新しくなってる !!」
『最近ニトリで買ったん』
馬「うお 、やばい !!フッカフカ !!!!」
『ちょ 、結構気に入ってるんやで ?!』
馬「西畑 、このソファちょうだい」←
『は ?!あげるわけないやん !!』
馬「え〜 、ケンティならすぐくれるのに」←
『それはあなたのこと溺愛しとるからやろ』
馬「え 、そうなの ??」
『 ………………… この鈍感が』
馬「西畑〜」
『今度はなんなん ?!テレビはあげへんで !!』
馬「ジュース持ってきて」←
『俺はパシリか !!!』
ったくもう 。
東京で甘やかされすぎなんよ 。
これは紫耀たちに文句言わんあかんわ ←
『あなた 、ジュース持ってきたで〜 、って』
馬「やば !!二宮様かっこい !!!!」←
『おい 、勝手に見るな言うたやろ !!』
馬「やばいやばいどうしよ !!!」← 聞いてない
『おーい !!!』
馬「 ……………… へっ ??」
『だから !!勝手に見るなって !!』
馬「手が勝手に動いた」←
『ふざけとるん ??』
馬「うん」←
『ったく 、なんであなたはいつも ………… 』
馬「あ !!二宮様笑った !!やばい !!」←
『おい !!!』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。