永瀬「なぁ、あなたって紫耀すき?」
『ん?!え?!ふぇ?!な、なんで??』
永瀬「ずーっと目で追ってるやん、笑」
『いやいや、え???』
永瀬「あ、紫耀が寂しい、ちょっと暗い顔してる、」
『ほんとだ、向井先輩が誰かと笑ってるとこ見たのかなあ、』
永瀬「そんな分かるなら絶対好きやん、」
『好きとか何とかよくわかんないんだよね、』
永瀬「そっか、絶対両思いだから告ってみたら?笑」
『なんで廉先輩がそんな悲しい顔するのさ、笑』
宮近「わかるよ、廉、」
永瀬「あー、ちょっと海斗合コンセットしといて」
宮近「3:3 でセットしとくから男一人確保しとけよ?」
永瀬「元太にでも声かけとく」
『え合コンて、、』
永瀬「お前みたいに学校の中でいい出会いがないの俺たちは!BLとかした無いし」
『あー、まあそっか、』
永瀬「てか紫耀のとこ行って告ってこいよ」
『え無理無理無理無理無理!出来ない!』
永瀬「しょーーー!」
平野「どしたん?笑」
永瀬「あなた話したいことあんねんて!聞いたげて、笑」
『え、廉先輩…』
永瀬「俺行くわ?笑 2人の方がいいっしょ?なんかあったら俺んとこで泣いてええから!とりまふぁいと!」
宮近「てか合コンどこの子がいいー?」
永瀬「栄徳は?笑」
宮近「何言ってんの、笑 カトレアにしとけって笑」
永瀬「俺カトレア苦手なんよね〜笑」
平野「で、なしたん?」
『……………泣』
平野「もーなした?どしたん?なあ?あなたちゃん?笑」
『泣』
平野「そんなに言いづらいことなん???え???」
松村「あー泣かせた?泣かせた?泣かせちゃった?」
京本「俺の思ってた通りの結果、笑」
田中「しょー?あなた幸せにしてあげろよ?」
平野「え?そーゆー感じですか?え?」
松村「あなたちゃんなんも言わないで泣いたの??ん???笑」
平野「いきなり…」
京本「いいね〜可愛いじゃん。青春してるし」
田中「紫耀とあなたの思ってること同じだからもう紫耀から言っちゃえばいいのに」
平野「ん?へ?え?俺が日頃からあなたに思ってる事言えばいいんですか?」
京本「そー!見ててあげるから!」
平野「いや、人の前では言えないです!!」
松村「そんないやらしいこと?笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。