教会の鐘が鳴った。
その音が街中へ響き渡ると、
周りの人々は自然と足を止めた。
皆が祈る。
皆が空を見上げる。
皆が神を信じている。
それがぼくらの当たり前だった。
だからこそ。
祈らない人は、異端だった。
教会の前を通るたび、
胸の奥がざわざわする。
神を信じようとすると息が苦しくなる。
祈ろうとすると頭が痛くなる。
誰にもこんなの相談できない。
こんなことを言えば、
異端者として教会へ連れて行かれちゃう。
1回、ここを離れよう。
人混みから離れようと歩き出した。
その時だった。
空が白く輝く輝いた。
雲を光が裂き、純白の羽が舞い散る。
誰かが叫んだ。
歓声が広がる。
町の長老は涙を流し、
ぼくより歳下の子供は目を輝かせ、
お母さんたち大人たちは一斉に膝をついた。
白い翼。黄金の光輪。
人間離れした美しい姿。
天使。
誰もが救済の象徴だと信じる存在。
その天使が、ぼくたちの目の前にいた。
みんな笑っていた。
とても幸せそうに?
いや、何かがおかしい。
みんなの瞳から光が消えていく。
笑っている。
祈っている。
なんだろう。なんだろう?
空っぽみたいだ。
まるで誰かに操られているみたい。
その瞬間。
天使がゆっくりとぼくのことを見た。
目が合う。
優しい笑みが消えた
氷みたいな、冷たい声だった。
光が槍の形を作る。
槍が放たれた。
一直線に。
ぼくに向かって。
それが、最後に見た光景だった。
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天使の降臨が確認された。
やっとだよ、本当。
久々に暴れられる。
屋根を蹴る。
街を、黒い影が駆け抜けていく。
風が頬を撫でる。
遠くで鐘の音が鳴っていた。
教会の鐘。
昔から嫌いな音だった。
通信機からレイとアイラの声が響く。
ソクラテスが言った。
まぁ確かに、彼奴とは馬が合わない。
ていうか彼奴等と合わない。
仲良くしろなんて無理無理。
呆れた声が返ってくる。
はいはいあたしが先攻したせいです
ごめんなさいねー。
屋根を大きく蹴った。
視界が開ける。
街の中央。
そこに天使はいた。
白い翼。光の輪。
そして、光の槍
銃声が響く。
光の槍が軌道を変える。
でも。
天使は止まらない。
次の攻撃を準備している。
少年は気絶してる。そりゃそうだ。
その時、建物の影から
黒い影が飛び出した。
トモリとゼノ。
短剣と刀を使い槍を払ってくれてる。
マリアベル。
なにやら物騒なことを言っていたが
それどころではない。
屋根を蹴る。
一気に天使との距離を詰める。
大鎌を振り下ろした。
轟音。
天使の結界が砕けた。
その隙に
長槍を構えたアイラが一直線に突撃する。
その一撃が天使の翼を貫いた。
今度はユズが笑いながらワイヤーを放つ。
天使を拘束した。
司令には殺せって言われてるけど、
実際に殺すと隠滅班の
特に彼奴がキレるからなぁ。
NEXT
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戦闘シーン難しい、切り方がわからない…っ 🌀😭
此方交換宣伝です ‼️
bllとHQのクロスオーバーですので、
興味のある方は是非 🙌🏻💕
そして!!

nagi様、泡様!
スポットライト有難うございます ‼️✨
励みになります ✊🏻❤️🔥
スポットライトお名前呼ばせて頂きます 💖💖












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。