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第2話

群れに伝わる言い伝え
狼夜
狼眞!!
獣獅野 狼眞
うっせーなおやじ
獣獅野 狼眞
俺はけがしてんだっての!
狼夜
そんなこと知っている!
狼夜
あれだけ言っておいたのにわなにかかってけがするとは...
狼夜
どれだけバカなんだお前は!!
カッチーン
獣獅野 狼眞
だーれがバカだ!だれが!
狼夜
お前以外にいないだろう!
おばば
まぁたやってるのかい
獣獅野 狼眞
おばば様!
狼夜
おばばか
おばばは俺の群れでの一番の長生きで、みんなの母的存在
俺も生まれたてのころはおばばに育てられた
おばば
ほれ狼眞傷をみせい
獣獅野 狼眞
はい
おばば
これなら大丈夫だろう
狼夜
そうか
おばば
だかな狼眞
おばば
無茶はあかんぞ
獣獅野 狼眞
はーい
獣獅野 狼眞
それよりさおばば様
おばば
なんじゃ?
獣獅野 狼眞
その俺達の群れの言い伝えって本当だよな?
おばば
いまさら何を言っておる
おばば
本当じゃよ
獣獅野 狼眞
そっか!
俺の群れにはふるーい言い伝えがある
「500年に一度満月の夜に吠えるとツクヨミ様が現れ、選ばれし者を人間に変えてくれる」
という言い伝え
他のやつらはほとんど信じてないけどな
俺も強制的に信じさせられたし...
でも今はこの言い伝えに頼るしかない!
獣獅野 狼眞
おばば様!その満月の夜っていつ?
おばば
10年後じゃよ
獣獅野 狼眞
10年!?
おばば
そうじゃ
長くね?まーでも100年後とかよりはいいけどさ...
獣獅野 狼眞
じゃあどうやったら選ばれる?
おばば
そんなの分からんよ
おばば
それに狼眞急に言い伝えのことを聞いてくるなんてどういうことじゃ?
おばば
お主言い伝えになぞ興味がなかろう
獣獅野 狼眞
よくぞ聞いてくれました!
獣獅野 狼眞
俺はにんげんになりたい!
そしたらいつもは顔色を変えないおばばがすっごっくびっくりしていた
なんだなんだ?俺の偉大さにやっと気づいたのか?w
おばば
狼眞
獣獅野 狼眞
ん?
おばば
どうしたんじゃ?ほんとに
狼夜
そうだぞ狼眞!いきなり人間になりたいなんてどういうことだ!
獣獅野 狼眞
好きな子ができた
狼夜
はぁ?
獣獅野 狼眞
俺を助けてくれたちびにんげん
狼夜
バカなことをいうな
狼夜
人間と俺達狼では無理だ
獣獅野 狼眞
だから俺がにんげんになるってば!
おばば
そんな簡単なことではない
獣獅野 狼眞
だからどうしたらいいんだよ!?
おばば
知らん!わしに聞くな
獣獅野 狼眞
おばば様以外のだれに聞けばいいのさ...
おばば
まぁでも...
獣獅野 狼眞
でも?
おばば
今から500年前に本当に人間になった狼がいる
獣獅野 狼眞
マジで!?
おばば
あぁ
おばば
そしてそいつはお主と同じ人間に恋をしたから人間になった
獣獅野 狼眞
え!?じゃあ俺もなれるじゃん!
狼夜
おいおい
狼夜
狼眞もしお前が人間になったらこの群れはだれが継ぐんだ?
獣獅野 狼眞
そんなの誰でもいいだろ?
狼夜
お前ってやつは...手に負えん...
獣獅野 狼眞
はいはい
おばば
まーとりあえずはツクヨミ様に選ばれるために良いおこないをしなさい
獣獅野 狼眞
よいおこない?
おばば
そうだ
獣獅野 狼眞
分かった!
獣獅野 狼眞
ありがとう!おばば様!
俺はこの時からおばば様が言っていた良いおこないをすることにした

それから10年後
おばば
みんな集まれーい!
おばば
今日は言い伝えが起こる日だ!
おばば
だれひとりの欠席も許さん!
ついについにこの日が来た
でも俺は落ち着いていた
俺が選ばれるそんな気がしたから