第6話
やっと会えた
ここは駅といって人間がなんかでっかい鉄の塊に乗るところらしい
にしてもでけーな
俺は仲山さんと別れて駅に入って行った
駅に入るとどこを見ても人間、人間、人間
ここは人間の楽園なのか?
まっいいや
えっと仲山さんは改札口?ってとこに行けって言ってたっけ?
うん
どうしよう
改札口って何!?
初めて聞いたよそんなの!!
仲山さんに詳しく聞けばよかった...
俺どうしよう...
落ち込んでいると仲山さんの一言を思い出した
きちっりした服を着ている人間ねぇ...
仲山さんは駅員って言ってたような...
とりあえず駅員ってやつを探すしかないようだな...
俺はあたりを見わした
そう思ったけど思い直してもっとよ目をこらしてみた
するとそれらしい人間が見つかった
近づいてみた
俺は駅員の案内で改札口に行った
何あれ...人間はとことん変なものを生み出すよな...
それから駅員にお世話になりながら新幹線って言うでっかいやつの前まで来た
駅員はにこにこしながら去って行った
俺は新幹線に乗り込んだ
うわー
なんか座るやつが沢山ある...
ここに書いてあるいすに座ればいいんだよね
えっと確か...
あった!
しばらくすると新幹線が動き出した
いつかこいつと勝負してみたい...
そして絶対に勝ってやる!
そしたら楓も俺のこと好きになるかなぁ...
2時間後
なーんてことを考えていたらあっというまに東京に着いた
楓は紅葉山高等学校というところにいるって教えてもらった
なんかこの時間だと外に出ているらしい
俺は楓がいるという場所に向かった
30 分ぐらい歩くとそこについた
そこから出てくる人間達に目をこらす
そしたら...
楓って言ったよな?今
そいつの顔見ると間違いなく楓だった
やっとやっと会えた!!
俺は一目散に楓に向かってかえて行った