第18話

新学期1 リクエストみゅう
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2020/06/17 10:23
学パロです。書いたことないので生暖かい目で見てください()

ジリリリリリリリリリリ…ジリリリリリリリリリリ…

私は枕元で大きな音を立ててる目覚まし時計のアラームを止め、時間を確認してもう少し寝れる。と2度寝の体制に入る。

『ぁでっ』

ゴンッと音がして頭頂部に衝撃が走った。

それがチョップされたのだと理解するのに少々時間が掛かった。

こんな事をするやつは1人しかいない。

ね「はよ起きろ。今日から新学期だって言うのに2度寝かまそうとしてんな遅れるぞー。」

…幼なじみのねぎりょー。だ。

生まれた病院が一緒のお隣さんで毎年長期休みに2家庭一緒に旅行に行くほど家族ぐるみで仲がいい。

おまけに高校まで一緒ときた。コイツどんだけ私のこと好きだよ…と言いたいところではあるが志望校を揃えたのは私の方だから何とも言えない。

私は少しだけ鋭い目線をねぎくんに投げ、そのままベッドに身も投げる。

『えぇまだだいじょぶ…まだねるぅ〜…』

ね「これ以上寝るとお前昼飯なくなるよ??起きろー」

昼飯と言う言葉に反応してバッと布団を剥ぐ。

『え、なんで?』

ね「ヘロイン母が今日弁当作るの忘れたって。コンビニで昼飯買わないとアウトだよ」

その言葉を聞いて私は即座にベッドから跳ね起きる。

『はぁ!??なにそれ!!何でもっと早く言ってくんなかったの!!』

ね「ヘロイン母はずっと言ってくれてたらしいよ。ドンマイじゃん‪w‪w‪w」

鞄のなかに必要な物を乱雑に詰めていく。

『聞こえなかったよ!!てかねぎくんももっと早く起こしてよ!!』

ね「えぇむしろ起こさないでダイエットのお手伝いしてあげようと思ったんだけどなぁ‪w‪w‪wもういっそ諦めたら?‪w」

少し悪戯じみた笑みを浮かべるねぎくんを入口まで押していく。

『諦めるとかありえないから!私にとっちゃ死活問題なの!てか早く出てってくんない?そんなに私の着替え見たいわけ??』

ね「え??見せてくれんの?」

『はよ出てけぇ!!!』

やっとの思いでねぎくんを廊下に押し出し急いで着替えを始める。

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