第13話

#12 偶然と必然
19
2019/04/28 08:21
『ふぁあ』

まだ眠い

時計を見ると

PM7:30

窓から夜明けの光が射し込む。

綺麗だなぁ

なんて呑気に起き上がった



頭がくらくらする。

昨日の母の料理のせいだろうか?

いや、さすがにそんなことはない

頭に手を沿えてみる

熱い。

どうも風邪を引いたらしい。

ガチャ

『結芽そろそろ…あっ起きてたの。』

『私、風邪引いたみたい。…お母さん?』

『あら、ちょっとまってね。』

と一旦部屋から出て温度計をもって戻ってきた。

『計ってみて』

コクと頷き、受け取ると

もう熱あるってわかってんのに、心配性の母だなぁ

なんて、しぶしぶ計った。

ピピピピ

計り終わったらしい。

40゚C

『ちょっと結芽!病院行くわよ!』

え~もう病院なんて行きたくないのに…

二度と行ってやるかなんて思ってたのに…



所変わって

ここは病院

私の入院していた、病院食のマズいとこだ。

『雨野さん、雨野 結芽さん、103号室までお願いします。』

どこだろ

『ほら、行くわよ。』

ガラ

スライド式のドアを開け、中には女性の先生がいた。

『あら、結芽ちゃん!お久しぶり。大きくなったわね!』

『結芽、こちら、黄川先生。』

美人だなぁ。

『結芽ちゃん、私のこと覚えてるー?』

…知らないのか。この人。

『あ、先生、結芽は事故で記憶を失くしていて…』

『まぁそうだったの、無神経にごめんなさい。』

『いえいえ、先生が謝ることではないです。……』

母はまだ喋り続けているらしいけれど、熱のせいか、聞こえない。

頭…痛い…

眠い

あぁもうなんだか…「面倒くさい」な。

夢に浸ってしまおう。

それからの記憶は定かではない。

🌼

なんか、リア友すごいなって思い始めている今日この頃、。

意外とフォロワーいるじゃん、意外と人気じゃん。

あぁもう遠い存在に見えてきた。

でも…これ見られたら悔しいな。

「う」で始まり「と」で終わる氏よ。

でも感謝してっよ。

リクエストwelcomeです。

てか、みんなしてね。






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